
「ロックグラスを片手に、気取ってクルクル回しているんですが、机の脇にはウーロン茶のペットボトルが散乱していて……。しかも、カメラの角度的にキャストの女の子からも見えているっぽいんですよ。それなのに『俺はウイスキーしか飲めない』とか渋い顔で語っちゃって、なんかもう笑いをこらえるのに必死でした。
笑いそうなのはキャストの子も同じだったらしく、『
そうなんだ、か、かっこいいね…………』って思いっきり声が震えているんですよ(笑)。女の子まじごめん! 本当はこいつは、『ほろよい』(アルコール分3%のお酒)1缶でダウンしちゃう男です! 梅酒の中の梅をかじっただけで酔います! ってめっちゃ暴露したかった。なんとか耐えましたけど」
とにかく彼氏が“超痛いキャラ”だったことに驚いたという折崎さん。
「これまでも彼から『付き合いでキャバクラに連れていかれた』っていう話は聞いたことがあるんです。でも、実際にどんな顔や声で女性と接しているのかって、あまり見ない光景ですよね。それが実際に見てみたら、
絶妙に気持ちの悪いセリフを、ウーロン茶に指をツッコんで掻きまわしながら、薄暗い部屋の中で決め顔で言うヤツだった(笑)。なんかもう、これまで彼を接客してきたキャバ嬢の方々、ごめんなさい! っていう感じです」

その後も時々様子を見に部屋を覗いていたら、延長を重ねて2時間近くたっぷり話していたという彼氏さん。
「しまいには『最後にまたウイスキーを飲んじゃおうかな』ってロックグラスに注いでいたのですが、めっちゃ“ウーロン茶”ってロゴが見えてる! ペットボトルそのまま! 女の子、ちょっと震えながら目を伏せてくれてました」