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肩こりがスッキリ「セルフ肩甲骨はがし」のやり方。あぁ気持ちいい

 最近、肩甲骨に特化した「肩甲骨はがし」がブームになっていますよね。これは、背骨や肋骨とは関節を持たない肩甲骨が、緊張した筋肉によって密着している状態を、整体技術で引きはがすものです。
簡単「セルフ肩甲骨剥がし」のやり方。

写真はイメージです。

 体の背面にある肩甲骨は自身の手だと操作が難しく、誰かに頼まなければならないことが多いため、プロの施術を受けるのが得策です。でも、時間がなかったり、整体に馴染みがなかったりすると行きにくいかもしれません。そこで、自宅でできるセルフ肩甲骨はがしを紹介します。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます

凝り固まった肩甲骨を自由にしよう

 人間には肩の付け根に肩甲骨という翼のような骨が左右に一つずつ存在します。この骨は様々な役割がありますが、肩甲骨には17種類の筋肉が関与しており、上半身と腕とのバランスや動きを円滑にするための中継点としての役割があります。  様々な筋肉との関与があり、背骨や肋骨などの上半身とは関節を持たず筋肉だけでつながっています。そのため、筋肉が硬くなってしまうと上半身の中継点が失われてしまい、肩こりなどの肩周りの問題をもたらします。  肩甲骨を自由にすることが肩周りの動きをスムーズにするため、肩甲骨を筋肉の緊張から物理的に解放する肩甲骨はがし。施術後に爽快感を強く受けて、人気になっているのでしょう。

家で簡単にできる「セルフ肩甲骨はがし」

① 四つ這いになります ② 左手の力を抜き手の甲を床につけ右足の手前に移動させ、右腕だけで上半身を支えます。 肩甲骨剥がし1 ③ 右肘を伸ばしたまま上体を床方向へ落とします。この時に右の肩の奥の方が伸ばされている感覚があれば成功です。 肩甲骨剥がし2 ④ 右肩甲骨を10回伸ばす(はがす)ことができたら、同じ手順で左肩甲骨も行ってください。  手を床に突き、腕を突っ張った状態で上体を床方向へ落とすと、背骨や肋骨と肩甲骨との間に隙間がうまれ、肩甲骨はがしの施術に似た状態を作り出すことができます。上体をシンプルに上下運動するだけでも効果がありますが、頭と脚方向の前後運動にすると筋肉が様々な方向にストレッチされて、より効果が強まるでしょう。  1日左右5回を2~3セット、しっかりと筋肉が伸びた状態を作れるように1回ずつを丁寧にやってみてください。 <文/ヒラガコージ>
ヒラガコージ
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。Twitter:@fifth_petal
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