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鬼龍院翔みたい?!下積み時代を支えた彼氏に捨てられた女性の恨み

結婚報告を見てショック

長年付き合った彼が… 「“結婚しました”と若い可愛い子とNが微笑みながら指輪をしている写真がアップされていて、え!って意味がわからなくて」 するとストーリーズもアップされていたのでチェックする小百合さん。 「ピンク色の画面に長文が書いてあったので、スクショして読んでみたんですよ」  そこには「彼女とは出会って1ヶ月。僕の作品を読んでメールをくれた天使です。まだ知り合ったばかりだけど、これから一生かけてゆっくり分かり合っていけばいいし、楽しみしかないです。毎日新鮮で、刺激をくれる。それって最高のアシストでありがた過ぎます!」と書いてあり…。 「ショックでしたね。私って何だったんだろう?って腰が抜けてへたり込んでしまいました。ですがやっぱり認めたくなくてNに『インスタ見たんだけど、結婚したってどういう事?私と付き合っているのに』ってLINEしたんですよ」  すると「え、俺的には別居した時点で別れたつもりだった。たまに食事しながら近況報告できる友達になれて良かったと思っていたのに」と返ってきたそう。 「私って馬鹿だなと思いました。今思えばNの心が完全に私から離れたからこそ、Nは私に謝ってくれたり、楽しく食事したりできたんですよね。それをまた復縁できたと勘違いしていたんです」

「人に夢を託してないで、やっぱり自分でつかまなきゃダメだ」

 それからしばらく食事も喉(のど)を通らず、仕事もしばらく休んで部屋でぼんやり過ごした小百合さん。 「とにかく何も考えたくなくて、テレビを見たりゲームをしたりと気をまぎらわしながら、ただただ時間が過ぎて心の傷が癒えるのを待ちました」  それから2年経ち、だいぶ立ち直った小百合さん。 「人に夢を託してないで、やっぱり自分でつかまなきゃダメだと思い、また漫画を描きだしました。Nの事はきっぱり諦めましたが、ちょっと男性不信になってしまい新しい恋をするのが怖いんですよね」とため息をつく小百合さんなのでした。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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