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ウィル・スミス、妻の “公認不倫”に言及「浮気してたのは妻だけじゃない」

 これまで紆余曲折を経ながら、20年以上も共に歩んできたウィル・スミスとジェイダ・ピンケット・スミス。しかし昨年には、妻ジェイダに浮気疑惑が浮上、しかも「夫ウィルも認める公認不倫」と報じられ、物議を醸した。騒動から約1年、ウィルが雑誌のインタビューで妻との関係に言及し、「浮気をしたのはジェイダだけではない」と明かした。

「一夫一婦制」が“完璧な関係”だとは思わない

ウィル・スミス

ウィル・スミス

 間もなく自叙伝「Will」を発売する予定のウィルが、男性向けファッション誌『GQ』11月号の表紙に登場。同誌とのインタビューでは、ジェイダとの関係性についても触れる一幕があった。  昨年、ジェイダと20代の若手歌手オーガスト・アルシーナの「親密な関係」が取り沙汰された際には、そろってテレビ番組に出演し、問題について率直に語り合ったスミス夫妻。ウィルは今回、夫婦の問題について詳細は語らなかったものの、ある時期には2人の関係性が「一夫一婦」ではなかったと明かしたうえで、次のように語った。 「ジェイダは従来の結婚制度を信じてなかった。彼女には型破りな関係を築いた家族がいたから。彼女は、僕とは全くちがう環境で育ったんだ」 「僕たちは“完璧な関係性”について、これまで何度も話し合ってきた。僕たちは大体において、一夫一婦制を選択しているけど、それが唯一の“完璧な関係”だとは考えていない」 「誰もが自分の道を見つけるべきだと信じているから、僕たちはお互いに信頼と自由を与え合うようにしてきた。夫婦にとって、結婚は牢獄であってはならない。僕たちのやり方を誰かに勧めるつもりはないよ。でも、僕らがお互いに自由を与え合ってきたこと、無条件で支え合ってきたことは、僕にとっては最高の愛の定義なんだ」  またジェイダの40回目の誕生日に激しい口論をしたことをきっかけに、夫婦仲が一気に悪化したことも明かしたウィル。「当時、僕たちの結婚生活は機能していなかった」「もうごまかすことはできなかった。すごくみじめで、何かを変えなければならなかった」と語った。  さらに、ジェイダの浮気騒動が持ち上がった際、世間は「浮気しているのはジェイダだけだと思っていたようだが、実際にはそうではない」と告白。詳しくは語らなかったものの、自分自身も妻以外の女性と性的な関係を持っていた時期があったことをほのめかした。

「お気に入りの美女たちに囲まれたい」という妄想も…

 ウィルはまた、美人女優のハル・ベリーなどお気に入りの女性たちに囲まれて、ハーレム状態になることを夢見ていたとも打ち明けた。  カップルが愛情深い関係を続けるためのコーチングを行う専門家ミカエラ・ボームのアドバイスに従って、自身の妄想と向き合ったというウィル。実際に女性たちのリストを作って連絡を取る計画をしたものの、最終的にはその案が「恐ろしい」ものであることに気づいたという。 「10代の頃、どこかで見聞きした話だった。はっきり覚えてないけど、お気に入りの女性20人と一緒に旅行するというアイデアが、本当に素晴らしいものに思えたんだ」 「でも、実際に計画を練ってみると、『これは恐ろしいことになる』と思った。『すごい悲惨なことになりそうだ』とゾッとしたよ」

妄想と向き合うことでありのままの自分でいられる

 ただ、自分の妄想に向き合ったことは、とても役に立ったと考えているそうだ。 「コーチのミカエラがやっていたことは、基本的に僕の心を掃除して、僕らしくいていい、ありのままの僕でいてもいいということに気づかせてくれた」 「結婚していても、ハルを美しいと思うことで、僕が悪人となるわけではないとね」 「キリスト教で育った僕の心の中では、そういう考えを持つことさえも罪だった。でも、考えることは罪ではなく、不純な考えを行動に起こしたとしても、悪い人間になるわけではないということを、ミカエラが教えてくれたんだ」  はたからはちょっと理解しがたい部分もあるスミス夫妻の関係性だが、2人の娘であるウィロー・スミスは、「難しい状況の中でちゃんと向き合った両親を見て、本当の愛だと感じた」と語っていた。少なくとも、夫妻の子供が理解しているなら、何ら問題はなさそうだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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