買ったお弁当や寿司に“しきり”として入っている、ギザギザした緑色のアレの正式名称は「バラン」といいます。
昔はユリ科の「葉蘭(はらん)」という殺菌作用のある葉が使われていましたが、現在は葉蘭が手に入りづらくなり、プラスチックでできたものを代用するようになりました。
この代用品を「人工ハラン」と呼んでいたのが、いつのまにか「バラン」という呼び名に変化して定着したそう。
(画像:KONCENT WEB SHOPより)
最近では鮮度を保つ抗菌バランや、ギザギザ部分を動物の形にカットしたアニマルバランなど、様々な種類が発売されています。
ところで、お弁当づくりの際にレタスなど生の葉物野菜をしきりとして使っていませんか? これ実は結構危険で、お弁当は水分が多いと細菌が増えやすくなるので食中毒に要注意。生野菜や果物はよく洗い、水気を切ってから詰めるよう農林水産省も注意喚起しています。
(画像:株式会社シンカテック公式楽天市場より)
でも茶色いお弁当に、もう少し彩りがほしい時だってありますよね。そんな時におすすめなのが進化系バランの「ベジカベ」です。本物のレタスを連想させるポリエチレン製のしきりで、洗って繰り返し使えます。抗菌効果があり、ハサミで好きなサイズにカットできるのも嬉しいポイント! 忙しい朝に一役買ってくれそうです。
<文/女子SPA!編集部>