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100均グッズで防災。地震の“部屋ぐちゃぐちゃ被害”を最少にするワザ

 やったほうがいいと分かっていても、つい後回しにしがちな防災。『おうち避難のための マンガ防災図鑑』(飛鳥新社)は、自宅を避難所と捉えた指南書です。停電や断水といった、身近なトラブルに対処できる簡単なテクニックも満載。防災士・イラストレーター・の草野かおるさんが、今あるものでできる「備え」のテクニックを、マンガで分かりやすく教えてくれます。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます
リビングや寝室に高い家具は設置しない

(イラストは『おうち避難のためのマンガ防災図鑑』より、以下同じ)

「感染症予防から、今後は在宅避難が中心になる」と本書。地域の避難場所を把握しておくのも大切ですが、防災も巣ごもりの延長になるのが必須のようです。しかし、地震などの時は自宅ですら危険になる恐れが。まずは自宅を徹底的にチェック!

阪神大震災では約8割の人が、建物や家具の下敷きに

 私自身、最大震度5以上は体感していません。しかし、被災した友人からは予想外の事実を聞きました。それは家具の転倒や装飾品の転落による怪我。  夜中に地震があって逃げようとしたら、転倒した本棚につまずいた、割れて散らばったガラスを踏んだ、等々。地震と停電はセットでやってきますから、怪我をしてもむやみに動けず、手当もできません。  1995年に起きた阪神大震災では、地震そのもので直接死した人の約8割が、建物や家具の下敷きになって亡くなったと言われています。  でも転倒防止ってどうやったらいいかわからない、と悩むあなた、今すぐ100均に走りましょう。 家具の店頭対策の備え
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100均で手に入る、命を守る4アイテム
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