『イカゲーム』監督の壮絶な制作秘話「ストレスで歯が6本抜けた」
日本の漫画から着想を得た
「母が勤めていた会社を退職し、経済的に非常に苦しくなりました。私が勤めていた会社も経営破綻してしまいました。だから、1年ほど仕事ができなかったのです。母、私、祖母の3人でローンを組まなくてはいけなくなりました」 苦境に陥っていたとき、ソウルのマンガ喫茶に通っていたというドンヒョク監督。日本の漫画を読んだことで、作品のアイディアが浮かんだそうだ 「『バトル・ロワイアル』や『ライアーゲーム』などのサバイバルゲームの漫画を読んでました。そこでお金や成功を求めて必死になっている人たちの姿に共感したのです。私の人生でどん底だった時でしたから。もし、現実にこのようなサバイバルゲームがあったら、家族のために賞金稼ぎに参加するのだろうか、と私は考えました。自分は映画監督なので、このようなストーリーに自分のタッチを加えることができると思い、脚本を書き始めたのです」#SquidGame creator Hwang Dong-hyuk reveals to @Guardian that he hasn’t been given a bonus after the global success of the series:
— Pop Crave (@PopCrave) October 26, 2021
“I’m not that rich, but I do have enough. I have enough to put food on the table. Netflix paid me according to the original contract.” pic.twitter.com/7P0uSldMrV
一部の小学校では視聴の自粛を要請
教育現場からは規制を求める動きも出ている。巨額の賞金を手に入れるために、登場人物が命を賭けてデスゲームに挑戦していくこのドラマには、所々にバイオレンスシーンも含まれている。そのため、イギリスの一部の自治体は、過激な遊びを真似する子供が相次いでいるとして、保護者にドラマの視聴禁止を要請した。