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おもちゃ売り場に“男女で分けないコーナー”設置が義務に。カリフォルニア州で

米カリフォルニア州でおもちゃを販売する際に、商品を男女で区別しない「ジェンダーニュートラル」なエリアの設置を義務化する新しい法律が2024年より施行されることになりました。 ジェンダーニュートラルファッション業界でもステレオタイプな考え方にとらわれないユニセックスラインを展開するブランドが増え、子供たちのジェンダー・アイデンティティを自由に選択させる親も増えている中、おもちゃ業界にもそのトレンドが押し寄せているようです。

セレブにも広がるジェンダーニュートラルな子育て

様々な業界でジェンダーニュートラル化が進んでいる昨今。ハリウッドでも子供たちの性別にとらわれない子育てをするセレブが増え、注目されていたところでした。
シャーリーズ・セロン

シャーリーズ・セロン

アカデミー賞女優のシャーリーズ・セロン(46)は、2012年に養子として迎えたジャクソンが生物学的な性別である男の子ではなく、女の子であることを2019年に公表。 後に「マスコミに彼女のことを間違った代名詞(彼)で語っていた時期もありましたが、その度に彼女はすごく傷ついていました。私は子供を傷つけるような母親になりたくないと思い、あのとき公表に踏み切ったのです」と語ったシャーリーズ・セロン。以来、ジャクソンを「彼女」と正しく表記するようメディアに求めています。
Bangshowbiz20210825

アンジェリーナ・ジョリー

一方、幼い頃から両親に「男の子になりたい」と話していたというアンジェリーナ・ジョリー(46)とブラッド・ピット(57)の間に生まれた実子シャイロ(15)は、レッドカーペットなど公の場にベリーショートの髪型とスーツという姿で度々現れることで知られています。 そんなシャイロは3歳の時、自分を「ジョン」という名前で呼んでほしいと両親に懇願したといいます。2010年の取材で、アンジェリーナは、洋服選びや髪型、趣味を含め、ジョンの選択を尊重していきたいと話していました。
ケイト・ハドソン

ケイト・ハドソン

他にも、『あの頃ペニーレインと』のケイト・ハドソン(42)や『ジュラシック・ワールド』のブライス・ダラス・ハワード(40)らが、子供たちに生物学的な性別を押し付けることなく、自分のジェンダー・アイデンティティを自由に選べるような環境で子育てをしているそう。 欧米で進むこうした子育ての考え方も、おもちゃやファッションのジェンダーニュートラル化を加速させた一因と言えそうです。

大手チェーンはすでに性別による陳列を廃止

カリフォルニアが10月に可決した同法は、州内で500人以上の従業員を雇う大規模ストアに対して、おもちゃと育児用品の「ジェンダーニュートラル」なエリアの設置を義務付けるもの。 従来の「男子向け・女子向け」売り場を禁止してはいないものの、併設して性別にとらわれないエリアを設け、男女の区別がない製品の陳列を求めています。 『ワシントン・ポスト The Washington Post』によると、すでに全米に1900店舗以上を展開する大手スーパーの「ターゲット」では、2015年よりジェンダー別のおもちゃ売り場エリアを廃止。
大手スーパー「ターゲット」ジェンダー別の売り場エリア廃止についての2015年の告知ページ(画像:公式サイトより)

大手スーパー「ターゲット」ジェンダー別の売り場エリア廃止についての2015年の告知ページ(画像:公式サイトより)

また、世界的なブロック玩具メーカーのレゴも、10月上旬に全ての商品から「男の子用」「女の子用」という表示を取り除くことを発表したと『ザ・ガーディアン The Guardian』が報じていました。
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3歳から性別表示を意識、能力格差にもつながる
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