おもちゃ売り場に“男女で分けないコーナー”設置が義務に。カリフォルニア州で
「業界のトレンドに追いつく努力しているだけ」
3歳から性別表示を意識、能力格差にもつながる
また、これまでは科学やテクノロジー、エンジニアリング分野に興味を持たせるようなおもちゃが「男の子用」に、家庭的な生活を想像させるおもちゃが「女の子用」に分類されてきましたが、これが将来的な性別間の能力格差につながる可能性もあると指摘。
「たとえば、子供たちはブロックや建築現場のセットから空間スキルを学びます。これは、学校で数学を学ぶときに役立ちます。 同様に、家のセットや人形で遊ぶことは、コミュニケーション能力を向上させることができるのです」
さらにリーパー教授は、ジェンダーによるおもちゃのカテゴリー分けは、「まだ自身がどの性別なのか判断しかねている子供たちを傷つけることにもなり得る」と語っています。
日本のおもちゃ売り場からも、男女差がなくなる日も近いかもしれませんね。
Sources:「The Washington Post」「Los Angeles Times」「The Guardian」「Insider」「Parents」
<文/橘エコ>
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アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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