カリフォルニア大学サンタクルーズ校の心理学教授キャンベル・リーパー氏によると、アメリカの企業が男子用にはブルー、女子用にはピンクのラベルを貼り、製品のジェンダー区別を始めたのは1940から1950年代のこと。
『ロサンゼルス・タイムス Los Angeles Times』の取材に対しリーパー教授は、子供たちは早ければ3歳から性別カテゴリーを意識し始め、自分とは違う性別のラベルが貼ってある商品を無視するようになってしまうと話しています。
また、これまでは科学やテクノロジー、エンジニアリング分野に興味を持たせるようなおもちゃが「男の子用」に、家庭的な生活を想像させるおもちゃが「女の子用」に分類されてきましたが、これが将来的な性別間の能力格差につながる可能性もあると指摘。
「たとえば、子供たちはブロックや建築現場のセットから空間スキルを学びます。これは、学校で数学を学ぶときに役立ちます。 同様に、家のセットや人形で遊ぶことは、コミュニケーション能力を向上させることができるのです」
さらにリーパー教授は、ジェンダーによるおもちゃのカテゴリー分けは、「まだ自身がどの性別なのか判断しかねている子供たちを傷つけることにもなり得る」と語っています。
日本のおもちゃ売り場からも、男女差がなくなる日も近いかもしれませんね。
Sources:「The Washington Post」「Los Angeles Times」「The Guardian」「Insider」「Parents」
<文/橘エコ>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】