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俳優・升毅、急死した監督への思いを胸に、“漂流ポスト3.11”を訪れ感じたこと

升毅、今後の野望とは

――最後に、キャリアも十分な升さんですが、役者としての今後の野望をあえて聞かせてください。
升毅、今後の野望とは

『歩きはじめる言葉たち 漂流ポスト3・11をたずねて』より

「野望ですか。うーん、これは無謀かな。思いはあるんです。佐々部監督がやり残した仕事を受けついで形にしたいなと」 ――プロデューサーとしてですか? 「それがまだ分かっていなくて。本来、佐々部が監督するはずだったものを、その思いをどう形にすることができるのか。まだはっきりとは見えていないのですが、でも形にはしたい。だから今の野望ではなく、無謀としては、それですね。あとはいつも言っていることですが、100歳まで現役の俳優としてやり続けていたいです」 (C) 2021 Team漂流ポスト <撮影・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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