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ドケチ結婚式にドン引き!お見送りの新婦が持っていたモノは…

約20分にもおよぶ余興タイム

 そして宴もたけなわとは言い難い雰囲気のなか、披露宴は余興タイムに。  友人のスピーチや歌でも始まるのかと思いきや、始まったのは約20分にもおよぶ新婦を含めた音楽サークル仲間の優雅な演奏会だったとか。 オーケストラ「結婚式で演奏をするのは全然アリですが、ハープのような楽器で延々とつまびく耳馴染みのない単調なメロディの曲に、もうどうしようもなく眠くなっちゃって。  ゆったりとした会場なら雑談をしたり飲んだり食べたりしながらやり過ごせるのですが、あまりに距離感が近いのでそれもはばかられて。周囲を見渡すと、みんなうつろな目をしてましたね」

お見送りは、ぼったくりチケット販売とともに

 窮屈&退屈な2時間を耐え、披露宴がやっと終了。そそくさと帰ろうとしたとき、司会者が 「今日演奏しましたみなさんが来月●●でミニコンサートを開きます。新婦がチケットをご用意しておりますので、ご興味のある方はお見送りの際に声をかけてください」  とひとこと。嫌~な予感がしつつ会場を出ると……。 招待客「本来なら新婦はお菓子とかお茶とかのプチギフトを持ってお見送りをしているところ、Nさんが持っているのはチケットの束。おめでたい席で『いかがですか?』と言われたら断りにくくみんな購入していたのですが、お値段なんと4000円!  もう、ご祝儀とチケット代で稼ぐために披露宴を開いたのだとしか思えませんでした。もちろん、『あんなトコで真夏に式やるか!?』『あのクソつまんない演奏が4000円? ぼったくりでしょ』と帰り道は非難ごうごうでした」  優しいNさんのイメージはすっかり非常識&銭ゲバへと変わり、同僚たちはみな微妙に距離を置くようになってしまったそうです。  結婚式で他人に植え付けてしまった印象はなかなか拭(ぬぐ)えないので、“ケチ”と思われるのは致命的。いくら予算がなくても節約はほどほどに! 【他の回を読む】⇒「女の人生、悲喜こもごも」の一覧はこちらへ 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ <TEXT/丸本綾乃>
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