2021年11月26日(金)から全国公開されている映画『ARASHI Anniversary Tour 5 × 20 FILM “Record of Memories”』は、20周年ツアーの終盤、2019年12月23日に東京ドームで行なわれた「シューティングライブ」の熱狂を捉えたライブ映画だ。
今回は、本作の監督で、嵐初主演映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY』(2002)を手掛けた堤幸彦監督にインタビュー。20年来の嵐との信頼関係や125台ものカメラを配置し、ステージ上での嵐の輝きを余すところなく記録した「ライブ映画」の魅力を聞いた。
20年を経ても変わらない関係性
――『ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY』(2002)では、「嵐」初主演映画を手掛けています。今度はおよそ20年ぶりに「嵐」にとっては初のライブフィルムを撮り上げた気持ちはどうですか?堤幸彦(以下、堤):『ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY』から時間が経った感覚があまりありません。理由はふたつあります。ひとつは、彼らが日常的にメディアの中で目の前にいること。もうひとつは、売れっ子になったからといって、最初にワイワイものを作ってた僕たちから遠ざかる人たちじゃないんですよね。
そこを肌感として知っているので、20年という時間の経過を感じません。『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』の打ち合せでいろんなドームに行きましたが、そのときもお互い一瞬で時間の差を超えました。
――関係性はずっと変化しなかったんですね?堤:そうですね、分かり易く言うと、業界の先輩後輩とか、昔僕がお世話したとかでもなく、親戚のおじさんみたいなニュアンスなんです(笑)。
今回も甥っ子たちがすごく頑張っているから、じゃあひと肌脱ぐかという。ただ、そこはプロですから、現在出来る技術的な最高峰を目指すことは彼らに報いることだろうなと思いました。