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「ピラティス」が心と体の不調に効く理由。肩こり、落ち込みまでスッキリ!

意識しながら動くことで、前後の変化をはっきり感じられる

 筆者は今回、マット+マシンを使った1時間のプライベートセッションを実際に体験してきました。  まずは、“胸式呼吸”の練習からスタート。 ピラティス 鼻から吸って、口から吐く。吸うときは、背中と左右の肋骨の両側が膨らみ、吐くときは、お腹を収縮させて内臓を引き上げるようにする。このピラティスの基本呼吸を常に意識します。  胸式呼吸には、身体を活動的にして、脳を活性化させる交感神経を優位にする効果があるそうで、ほんの数分繰り返しただけでもほのかに温まってくる感じ。  続けて、立ち姿勢で腰をねじったり、骨盤の前傾・後傾をしたりして、さまざまな身体のズレを自分で修正しながら動いていくのですが……これがまた難しい。  頭の中でイメージする自分の身体の状態と、実際の状態のズレ。それを自ら正していくためには、身体の中への意識をグッと高め、さらには集中力を研ぎ澄ます必要があるように感じます。 ピラティス ですが、そうやって深く集中することで、動きのひとつひとつに対して自分の身体がどう反応しているのかがわかってくるピラティス マシンを使う動きでは、自分だけでは動かせないパーツにも効果的にアプローチ。伸びやかさが増して、とても気持ちがいい。 ピラティス

レッスン前後の身体の違いに驚き!

 そして、レッスン終了。  もともと骨盤が前傾しやすく、反り腰気味の筆者。レッスン前は、前屈をするとお尻がうしろに逃げる姿勢になっていました。
ピラティス

レッスン前、骨盤についての説明を受ける筆者

 それが、レッスン後に再び前屈してみると、背骨から骨盤がキレイなカーブを描いて、スッとお尻がおさまるように。
ピラティス

レッスン前にはスムースにできなかった前屈が、レッスン後にはすんなり

 背骨から伸びていく動きの繰り返しでは、背筋がスッと真っすぐ通ったような、まるで身長が伸びたかのような感覚。肩もストンと自然に下がり、余計な力みが減少。  ほかのピラティス体験者からは、「頭の中に空白ができて、思考・感情のリセットができるようになった」「イライラしにくくなった」「睡眠の質がよくなった」などの声もあがっているそう。 「一つ一つの動きを呼吸に合わせて丁寧に行うことで、脳が自然と瞑想状態に入り、自分で感情をコントロールできるようになるんです」とAkitoさん。姿勢が良くなるだけではなく、感情面でも効果があるということに改めて納得でした。  これはぜひ、自宅でも取り入れたい!  ということで、家で1人でできるオススメのエクササイズを教えてもらいました。
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骨盤の歪みや姿勢・自律神経の改善に!
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