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宇垣美里「偶然の出会いに、意味なんかないけれど…」/映画『偶然と想像』

 元TBSアナウンサーの宇垣美里さん。大のアニメ好きで知られていますが、映画愛が深い一面も。
宇垣美里さん

撮影/中村和孝

 そんな宇垣さんが映画『偶然と想像』についての思いを綴ります。
映画『偶然と想像』

映画『偶然と想像』

●作品あらすじ:人生を大きく静かに揺り動かす「偶然」をテーマに3つの物語が織りなされる「短編集」。  2020年のカンヌ映画祭で『ドライブ・マイ・カー』が脚本賞など4冠に輝き、2020年のベネチア国際映画祭では、共同脚本を手がけた『スパイの妻』が銀獅子賞(監督賞)、そして本作が第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)受賞の濱口竜介監督によるオムニバスを宇垣さんはどのように見たのでしょうか?(以下、宇垣美里さんの寄稿です。)

言葉を尽くして共に生きていくと決めた

映画『偶然と想像』

『偶然と想像』より

 言葉を愛している。書き言葉にせよ、話し言葉にせよ。どうしたってわかり合えない人間がそれでもなんとかわかり合うために作った道具だから。  私の示す青とあなたの言う青が同じとは限らない。それでも、言葉を尽くしてニアリーイコールを重ねて共に生きていくと決めた。それはきっと拳(こぶし)での語らいや抱きしめ合うことなんかより、ずっとずっと深く強いもののように思うのだ。
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生々しくリアルで…
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