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41歳天才デザイナーが死去、悲しみ広がる。人気モデルはドレス写真で追悼

2年以上に渡り、がんと闘いながら仕事を続けた

 アブロー氏の公式インスタでは、同氏が2019年にがんと診断され、公表せずに闘病を続けていたことが明かされている。
「私たちの愛するヴァージル・アブローが旅立ったことを深い悲しみと共にご報告します。彼は、献身的な父、夫、息子、兄弟、友人でした。妻シャノン、子供のロウとグレイ、妹エドウィナ、両親のニーとユーニス、そしてたくさんの親友や仕事仲間を残し、他界しました。彼は2年以上に渡り、希少で悪性のがん種、心臓血管肉腫と勇敢に闘っていました」 「2019年に診断されてから、公表せずに闘病することを選び、大変な治療を何回も受けながらもファッション、アート、文化をまたにかけた重要な仕事を指揮してきました」 「そんな状況においても彼の労働倫理、無限の好奇心、楽観主義は全く揺らぐことがありませんでした。自身の作品作りに突き動かされ、人々のために門戸を開くことを使命とし、アート&デザインの分野での平等性への道を切り開いてきました。『僕のしていることは全て17歳の僕のためのこと』と彼はよく言っていました。アートの力を使い、未来の世代にインスピレーションを与えられると強く信じていたのです」

ショーを直前に控え、旅立った

 2019年に心臓のがんである心臓血管肉腫と診断され、闘病しながら、最期まで仕事を続けたアブロー氏。公式インスタも、亡くなる数日前まで、頻繁に更新されていた。約6日前には、動画とともに「マイアミ、僕にはアイディアがある……」と投稿されている。間もなく、マイアミで2022年春夏コレクションを発表する予定だった。 「ヴァージルの精神を尊重し、想いを引き継ぎ、マイアミでの最後のショーで彼のレガシーに誇りを持って賛辞を送ります」  ルイ・ヴィトンは、12/1(水)午前7時半(日本時間)よりマイアミにて、2022春夏メンズ・コレクションを開催することを発表している。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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