
均整の取れた大ぶりのナッツが選別されている
実際にナッツを取り出してみました。入っているのは、アーモンド、カシューナッツ、くるみの3種類。どれも大粒なサイズ感で、ビジュアル面でプレミアム感が漂います。
ナッツの配合比率としては、「カシューナッツ」がかなり多め。通常、アーモンドとくるみの比率が高い商品が多い中、他商品と差別化を際立たせるために十分な違いを実感できます。
カシューナッツは品の良いまろやかな甘味が特徴で、インド料理などにも使われる世界三大ナッツ(他はアーモンドとヘーゼルナッツ)のひとつ。これをしっかりおさえて配合を決めている点が指名買いにつながっているのだと感じました。
そしてもう一つ、実際に食べてみると、大きな違いがあることに気がつきました。

ヘルシーで上質なイメージが定着している「デルタ」のミックスナッツ
クオリティーの高さで人気のデルタのミックスナッツと比較してみることに。デルタはカシューナッツの代わりにヘーゼルナッツですが、アーモンドとくるみは共通。食べ比べてみると一瞬で違いがわかりました。
ドンキのナッツに苦味や渋み、雑味のようなものはほとんど感じず、全体的にまろやかでコクが合って、クリーミーなのです。一方、デルタは苦味などが感じられ、これまでのナッツをおさらいしたような気分になりました。
そうです、デルタのナッツはマズイのではなく、従来のナッツで感じられる風味バランスであるということ。ドンキはコクとまろやかさにこだわり抜いて、ナッツを厳選していることに感激したのでした。
小分けタイプはないですが、高品質な素煎りナッツの中ではコスパは相当良いと思います。これはお世辞抜きに、リピートしたくなる気持ちになりました。「好きこそものの上手なれ」を実践してカタチになったようなPB商品。他店にはない逸品とは、まさにこういうアイテムなのかもしれません。
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<文・撮影/スギアカツキ>