Entertainment

サンドウィッチマンら芸人絵のバズリきっかけで人気イラストレーターに。意外な“ネタ元”とは/2021人気記事BEST5

加藤浩次からツッコミも

――テレビ関係でいえば、「スッキリ!」(日本テレビ系)でもMC3名のイラストが紹介されましたよね。加藤浩次さんがあまり納得いってない様子だったのを見た時はどういう気持ちになりました? 「いやー、あれは別にイヤとか辛いとかはなかったですよ。反応してくれたこと自体が光栄だったし、ツッコミを入れてくれて素直に嬉しかったです」 ――二度目に描いた極楽とんぼさんのイラストは気に入ってもらえたようで。
(C)shiohida

極楽とんぼ(C)shiohida

「はい。リベンジできたのは良かったなと思います。  顔の特徴を描かれるのが嬉しくない方ももしかしたらいらっしゃるかも知れませんが、そういう方にも気に入って頂けるようにポップにキャラクターっぽいデザインを高い完成度で描くことを心掛けています」

第一印象から工夫して絵に落とし込む

――イラストは、写真や動画を見ながら描いているのですか? 「それだと単なる模写になっちゃうので、最初に受けた第一印象をおさえて絵に落とし込むという流れで描いてます。『この人はあの動物っぽいな』とか、『この人の顔はここが特徴だな』とか」
(C)shiohida

ダイアン(C)shiohida

――これまで描いた芸人さんの中で、実はちょっと難しかったという人はいますか? 「具体的にこの人っていうのはないんですけど、やっぱり描きづらい人と描きやすい人はいますよね。  僕の場合は、女性が苦手なんです。画風がちょっと悪そうだったりモンスターチックだったりするので、正直あんまり可愛くはないし失礼になっちゃう……。女性を描く時にはテイストを変えることもあります」 ――でも、M-1グランプリの時にアップされていた上沼恵美子さんは画風そのままでしたよね(笑)。 「あれは思い切りました(笑)。男女限らずある程度は気を使って描いている部分はありますが、気を使いすぎてつまんない絵になるのも嫌なので、ちゃんと思い切るようにしています」
(C)shiohida

M1グランプリ審査員ドン!(C)shiohida

次のページ 
風刺画に衝撃を受け、そこからブラッシュアップ
1
2
3
4
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ