Beauty

地雷メイクがやめられないアラサー女性「最高に盛れるけど、恥ずかしい…」

「これだ!」運命のメイクに出会う

「5、6年ほど前に流行ったオルチャンメイクとイガリメイクです。いわゆる血色を強調したメイクで、眉毛は太め並行、下まぶたの目尻に赤やピンクのアイシャドーを入れて、口紅はジュワッと滲んだようないわゆる”おフェロ顔”。それまでのタレ目メイクはアイラインやまつげで目尻を強調するものばかりだったので、これには衝撃的でした。でも、日本にはまだ赤系のアイシャドーやアイライナーペンシルがそこまで種類豊富じゃなかったんです。さすがに25歳越えてピンク系のアイシャドウは無理があるかなと思い、すぐに韓国に飛んで自分の肌色にあったアイライナーペンシルを購入しました」  アイライナーは目尻を長めにタレ下げて、最新の涙袋用アイテムで自然な涙袋に。アイメイクが濃いのでチークはつけずに口元は大人っぽく真っ赤なリップを塗った今の荒木さんのメイク。彼女史上、「最高に盛れる」というメイクが完成したのですが……。

私のメイクって…“地雷メイク”!?

地雷系メイク「実は……、私のメイクって今、10代〜20代前半の間で流行りの“地雷メイク”そのままなんですよね。それに気付いたのは昨年、地雷メイクが雑誌やメディアに取り上げられるようになってからです。メイクのやり方も色味も、まんま私でびっくりしました。最近は男性の間でも知れ渡ってきているようで、プライベートで男の子と知り合っても『メイク、若いね』と言われるようになりました……。 『地雷メイクじゃん!』と直接、指摘してくる人はいませんが、いつか言われるのではないかとヒヤヒヤしてます。地雷メイクが嫌というわけではないのですが、若い女の子がしているイメージがあるので30歳越えてやってるのが恥ずかしくて。せめて、服装だけでも大人っぽくしようとシンプルにしています……」  一度、濃いメイクをしてしまうとそこから薄くしていくのはなかなか難しいことかもしれません。とはいえ、自分のお気に入りのメイクを変えるはなかなか勇気がいるもの。「今が黒歴史メイク」とは思わずに、他のパーツのメイクを薄くするなどいろいろ工夫してみると良いかもしれません。 【他の回を読む】⇒「ファッション・メイク“黒歴史”エピソード」の一覧はこちらへ <取材・文/結城 イラスト/まつもとりえこ>
結城
ライター・社会取材系。子育てや家庭問題、現代の生きづらさなど、社会の現実に根ざしたテーマを取材し、読者に考えるきっかけを届ける記事を執筆。
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