“ひじ”にある「やせツボ」知ってる?食事制限や運動なしでやせられる
長引く自粛生活により、自粛太りに悩む人も多くなっています。また、ストレスなどで体調がよくないという人もしばしば。皆さんは、全身にあるツボを正しく刺激するだけで、さまざまな健康効果を得ることができるのをご存知でしょうか?
「これまで約15年にわたり、延べ6万人以上の方のご相談に乗ってきました。そこで、多くの方が一番効果を実感されているのが、全身のツボに対するアプローチです」と語るのは、『やせる&不調に効く魔法のツボ』を監修した整体師の吉田佳代さん。
「ツボを正しく刺激するだけで、血流がよくなり、体の中に蓄積されている不要なもの(老廃物)が外に排出され、むくみが取れます。また、血流がよくなることで、体温が上がり、内臓機能が活性化し、病気になりにくい体を手に入れることができるのです」(吉田さん)
今回は、そのツボ押し効果のすごさと、家でできる簡単な方法をお教えします。(本記事は『やせる&不調に効く魔法のツボ』より抜粋・再構成したものです)
全身にあるツボを正しく刺激するだけで、さまざまな効果を得ることができます。そのツボ押しの主な効果は以下の7つです。
・代謝がよくなってやせられる
・起床時と就寝時に押せばよい
・簡単に始められて続けられる
・食事制限なしでやせられる
・運動をしないでやせられる
・体の不調が改善する
・道具などの準備が必要ない
食事制限や運動をしないでやせられるなんて、嬉しいですよね。

朝起きた直後は、体はまだ休息モードですが、それを活動モードにするスイッチが、手にあるツボ。手のひらには、脳につながる神経が多いので、眠っていた脳を目覚めさせるのです。また、ツボを刺激して、血流を促すことで、体温も徐々に上昇し、一日元気に過ごす準備を整えます。
反対に夜は、日中の緊張やストレスで高まった交感神経優位の活動モードを副交感神経優位の休息モードに促すために、体の一番下にある足を刺激。一日の疲労物質などの老廃物が溜まりやすい足への刺激は、血液循環をよくし、全身への疲労回復に効果を発揮します。夜は、寝る直前ではなく、寝る1時間ほど前までに刺激するのがベストです。

ツボ押しの「ココがすごい!」ポイント

朝押すべきは手、夜押すべきは足

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