「イケない原因の3つ目、これは
自分の体に対して快感を感じることの許可を出せていないんですね。“
性のブロック”と呼んでいいです。
このブロックは、女性が女性であるがゆえに抱えてしまう、作ってしまう、ぶつけられてしまうものなんです。
まず幼いときに、男の子がチンチン、ウンチと騒いでも『やんちゃね』で済む。だけど女の子が同じことを言うと、『
女の子なのに、はしたない、やめなさい』って言われちゃうわけですね。ここでまず女の子は、下半身の出来事、言葉、生理現象にネガティブなイメージを持ってしまうんです。いけないことなんだ、恥ずかしいことなんだ、汚い場所なんだと、1つ目のブロックを作られてしまう」
性のブロック2:思春期に、生理や性のことはますますタブーに
「思春期・第二次性徴期を迎えると、男性は精通が始まり、女性は生理が来ます。
女性の場合はそこで生理や、性の話などがすごくタブーとされていく。ここで男女で性に対するイメージがどんどん変わっていくわけです。
女性が正常な反応として、自分の体を触って気持ちよくなって、イクことができるようになっても、周りには言えない。恥ずかしい。
周りの人がどうなのかわからないと、逆に、イケないことに対するネガティブなイメージを持ってしまいます。イケないのは私の体が何かおかしいんだ、って」