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「集団催眠だ!」ワクチン接種についてトンデモ持論を展開する、英・ギターの神様

反ワクチンを唱えたことで友人や仲間を失った

 ただ、反ロックダウンや反ワクチンといったクラプトンの姿勢に、不快感を示す人も少なくない。実際、英ロックバンド「クイーン」のブライアン・メイも、「エリック・クラプトンは大好きだし、彼は僕のヒーローだ。でも、考え方が違うことはたくさんある」と述べ、コロナをめぐるクラプトンの言動に違和感をあらわした。  本人も、それを自覚しているようで、「反ワクチンを唱えたことで友人や仲間を失った」と打ち明けている。また今回出演したYouTubeの番組でも、次のように語った。 「家族や友人は私を風変わりな奴だと思っているみたいだ。昨年は多くの人が去っていったよ。余りに早く消えるから、たくさんの埃が舞っていた」 「私にとっては自分の友人関係を見直すきっかけになった。自分が本当に必要で愛する人間だけに減少していったんだ」  妻と4人の子供についても言及し、「家族にとって極めて重要なことだ。10代の娘、30代の娘もいるからね。家族を納得させられることはできなかったが、まあ自由にはやらせてくれているよ」と明かした。  一方で、音楽業界での風当たりは強いようだ。 「仲間のミュージシャン達に連絡しても返事がない時もある」 「僕の電話はほとんど鳴らないよ。携帯メールやeメールもあまり来なくなったね」  人々の平穏な生活や健康を脅かす新型コロナウィルス。本来、人々が対峙しなければならないのはウイルスであって、自分と異なる思想を持っている人ではないはず……。コロナ禍で、人同士が分断されるのはなんとも切ない。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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