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岩田剛典&篠原涼子、『金魚妻』撮影のウラ話。「なんならもっとやりたいくらい」

その人の立場になって想像することが大切(岩田)

――岩田さんは他者とのつながりについては。
その人の立場になって想像することが大切(岩田)

『金魚妻』より

岩田「やはり相手のことを思いやったり、想像することが大切だと思います。同じ議題を話していたとしても、みんなが自分と同じ考えではないので、その人の立場で想像して考えてみる時間は大切にするべきなのかなと思います。関わりでいうと、いろんなお仕事や環境がありますけど、僕の立場でいえば、人と関わっていくほうが自分の人生は充実すると思いますし、人の力を借りたり、信頼関係のもとに仕事をしたりと、人に生かされて自分がいるというのは真実でもあるので、切っても切り離せないことだと思います」
正解はひとつじゃないと思います

『金魚妻』より

――大人になると、極力人とは関わらないという選択も可能かと思いますが、あくまで岩田さんご自身は、人と関わっていきたい。 岩田「正解はひとつじゃないと思います。人と関わらない生き方をする人がいてもいいと思います。要は自分がどうしたいか。それが今の自分の状況では、年齢を重ねるにつれて一層、人間関係や付き合い方についても見えてきているかなと思います」

大切なものや存在を壊さないために必要なこと

――本作では金魚を大切に育てていく秘訣として「見つめること」というワードが出てきます。おふたりは、自分が大切なもの、存在を壊さないために必要なのはどんなことだと感じますか? 大切なものや存在を壊さないために必要なこと篠原「まずは自分で自分のことを分からないといけないと思います。だから自分を見つめることですかね。昔から悪いことや反省すべきことがあるときに、『鏡を見て考えなさい』なんて言いますが、自分自身をしっかり見て、まずは自分を分からないと。そのうえで、人と接するというのが、相手にも失礼がないと思います」 岩田「自分の気持ちに正直に生きることでしょうか。もちろん人の意見も聞くけれど、自分が何をしたいのか、どう生きていきたいのかは自分にしか分かりませんし、自分に正直に生きることで、自分の大切なものや存在も守ることができるんじゃないでしょうか」 ――ありがとうございました。 <撮影・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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「金魚妻」はNetflixにて独占配信中
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