人気海外ドラマ俳優、うつ病だった兄の死を公表「助けを求めるのは恥ではない」
米大ヒットドラマ『glee/グリー』でブレークし、過去にはユニクロのモデルを務めたこともある米俳優ダレン・クリス(35)。今週インスタグラムを更新し、1歳上の兄チャールズが急逝したことを公表した。兄の写真と共に投稿された長文のなかで、「兄は困難な時を過ごしていた」としたうえで、自ら命を絶ったことを明かした。
ダレンは今月2日、自身のインスタを更新し、36歳の兄チャールズが、重度のうつ病で自殺に追い込まれたことを告白。その悲しみは「計り知れない」と綴り、つらい胸の内を吐露した。
ダレンは、遺された3人の幼い子供たちをはじめ、家族が彼の死に打ちのめされていると記し、「兄は困難な時期を経験し、家族や友人たちは彼の心の状態をすごく心配していた」と打ち明けた。そして、そんな周囲の心配をよそに、「兄は“何の問題もない、大丈夫”とたびたび言い張った」と明かした。
また、「重度のうつが、彼の中で一杯になってきていた。人生を通して、感情を表現することが出来なかったことで、うつが悪化していた。にも関わらず、兄は家族の前ではそれを否定し、隠していた」とも綴り、無念さをにじませた。
うつが悪化していたのに、周囲には「大丈夫」
「助けを求めるのは決して恥ではない」
まだ兄の死をよく理解できていないというダレンだが、投稿した長文の中で、「僕にとって最も重要なことは、気分が落ち込んでいる人に、“助けを求めるのは決して恥ではない”と伝えること」と強調。悩みを抱えているときは、周囲に助けやサポートを求めてほしいと訴えた。
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