独身で稼ぎもない…みじめなアラフォーの私を救った“闘う女”たち
女性が社会で生きることは、決して楽なことばかりではありません。「女の幸せ」という古い価値観が根強く残っていて、「わたしの幸せ」がなにか見失いそうになる。それでもわたしたちは手を取り合って、強く生きていきたい。
直木賞作家の西加奈子さんが、素敵な帯文を書いてくださいました。「この荒野で戦い続けることを決めた彼女たちに、ありったけの拍手と祝福を送りたい」――。“彼女たち”とは、女子プロレスラーたちであり、わたしであり、黒田さんであり、そしてこの本を手に取ってくれる読者のみなさんであると捉えています。
多くの女性にこの本が届きますように。きっと前を向いて歩いていこうと思ってもらえると信じています。
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<文/尾崎ムギ子>
手を取り合って、強く生きていきたい
尾崎ムギ子
1982年4月11日、東京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業後、リクルートメディアコミュニケーションズに入社。求人広告制作に携わり、2008年にフリーライターとなる。「web Sportiva」などでプロレスの記事を中心に執筆。著書に『最強レスラー数珠つなぎ』『女の答えはリングにある』。Twitter:@ozaki_mugiko




