こんにちは。ライフコンサルタントの奥井まゆです。 メンタルコーチ、スクールなどを通して、たくさんの女性に、結婚や起業のアドバイスをしてきました。 婚活がうまくいかない女性たちからは、「運命の人に出会いたい、でもどうすればいいかわからない」という相談をよく受けます。長く愛し愛される、特別なたった一人の存在。それこそが「運命の人」といえるはず。 たった一人の運命の人に出会いたいと願うのならば、今から3つのことをしてみてください。このアドバイスで、驚くほど自分に合う相手と出会えたケースが多くあるのです。 私は過去に「これが私の理想の男性！」という数々の条件を並べたリストを作っていたことがあります。 でも30歳目前で、結婚を考えていた男性からこっぴどくフラれ、恋愛でも仕事でも大迷走。ある時にふと「こんなリストを作っているからうまくいかないのでは？」と気付き、手離しました。 これが大正解。私は現在、仕事を応援してくれる経営者の男性と結婚をしています。 では、なぜ理想の男性リストを作ってはいけないのでしょうか。 たとえば、条件の一つとしてよく挙がる「年収1000万以上」。これ、よく考えてみてください。あなたにとって、本当にその1000万円は必要ですか？ この数字を出した時に「これくらいはないとステイタスにならない」と頭をよぎりませんでしたか？ 理想の男性リストには、「自分がどうしたいか」を軸としていない、他人軸での考え方を入れがちです。「リストと合っている人と巡り合えたのに、なんだか相手を好きになれない」という悩みをよく耳にしますが、まさにこれが原因です。 理想の男性リストを手離すと決めることこそ、心の底から好きだと思える運命の人と出会うための第一歩なのです。 これが出来ていると、理想の男性リストはおのずと必要なくなると思います。 私の周囲には男性と出会って1～2ヶ月で結婚している人が多いです。例えば、婚活を2ヶ月で終えることを宣言していたAさん。彼女は実際に婚活開始から3ヶ月後にはリッツカールトンで挙式をしていました。 婚活を始めるにあたってAさんがまずしたことは、自分の人生で大事なものトップ8を決めることです。膨大なリストの中から、勝ち負けを決めてトップ8に絞ったんですね。すると、意識も行動も変わってきます。そして、求めるライフスタイルに合った男性と結ばれたんです。 「海外に嫌悪感がない」「英語ができる」「ビジネスがリモートで可能」「日本にいる家族に定期的に帰ってこれる」……結果、これらを全てクリアできる価値観の男性とAさんはゴールインできたのです。そして、エターナルハネムーン（長期の新婚旅行）に旅立っていきました。 また、お医者様のBさんは、理想の条件リストが膨大にあって、「わかんなくなっちゃった」と相談に来られました。たとえ高収入の男性と結婚しても、その人がもし会社員で転勤でもあれば、開業医の彼女はついていくことはできません。 そこでBさんには「2～3年後の自分がどうなりたいか」を整理してもらいました。その直後、結婚相談所がダメモトで紹介してきた投資家の男性と知り合い、一緒に地方に移住して開業。今はダンナさんが主夫業を一手に担い、忙しく働くBさんを支えているそうです。 あなたが決めるべきは「2～3年後のライフスタイル」。現在でも遠い未来でもなく、ほんの少し先のことを常に見据えておけば、ライフスタイルが変化した場合でも臨機応変に動くことができるはずです。