7年間で1800万円ためた家庭が、あえて便利家電を取り入れた理由
ゲーム感覚でチャレンジすれば続けやすい
・お気に入りの家計簿グッズが続くヒケツ
市販されている家計簿は便利ですが、費目が多いと尻込みしてしまうもの。それよりも、お気に入りのノートでメモ書き程度からはじめるほうが、プレッシャーもなく気軽にできそうですね。
・月1総貯蓄チェックで貯めるモチベーションを上げる
「毎月、給料日前にその月の家計を〆て、残し貯め分を含めて、今月貯蓄できた金額を確認します」と本書。この場合、複数の金融サービスを一元管理できる家計簿アプリが便利なのだとか。収支だけではなく貯蓄額も数字に換算されると、苦労が一気によろこびに昇華。苦労もよろこびも、実感することが大事なんですね。
・ココロが乱れるとストレス買いで家計が狂う
キツキツに節約や自制をしてしまうと、たまるのはお金ではなくストレス。ここは未然に防ぐのが得策です。「便利家電を取り入れる=手放せる家事は手放す」「布団の中にスマホを持ち込まない=自慢のようなSNSでココロがザワッとするのをなくす」など、自分のイライラポイントを知って、あらかじめ回避しておきましょう。
お金の管理とは自己管理と同じ
生きているかぎり、お金との縁は切れません。自分や家族が心身ともに豊かに暮らすために、月ごとに振り返り把握していくのは大事です。お金の管理は自己管理。常にアップデートしつつ、本書とともにプロセスを楽しみましょう。
<文/森美樹>森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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