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高校時代にガンを飛ばされたヤンキーと再会、見違えてビックリ

 皆さんの周りには、思いがけないギャップを持っている人物はいますか? 今回は、とある理由から、昔と今でガラリと変わった意外な人物に出会ったエピソードを紹介します。

通学路にたむろするヤンキーたち

通学路にたむろするヤンキーたち

写真はイメージです。

「今ではあまり見なくなたんですが、私が高校生の頃はまだまだヤンキーがたくさんたむろしていたんです」  そう話すのは、会社員の琴音さん(仮名・32歳)。琴音さんは高校時代、日々の登下校時に時短目的で近道を使っていました。ただ、そのためには彼らのたまり場の公園を横切らなければいけなかったといいます。 「毎回そのルートを通るので慣れてはいましたが、公園で暴れるヤンキーたちって、私から見たらとても滑稽でバカみたいって思ってました」と少し呆れた顔の琴音さんは続けます。
通学路にたむろするヤンキーたち

ヤンキー達のたまり場になっていた公園(琴音さん提供)

そんな集団の中に、いつも決まって私を鋭い眼光で不機嫌そうににらみつけてくる男がいたんです」  その男は、琴音さんがそばを通るたびにきつくにらんできたそうです。でも、琴音さんは怖いと感じつつも、特に何も危害は受けないこと、なにより近道は有難いという理由で毎日にらまれることを選んだそうです。

メガネ屋の店員からの思いがけない質問

「無事に高校を卒業して、大学に進学するために、私、地元を一度離れたんです。それから数年してから、就職のために戻ってきました」  地元で過ごしていたある日、琴音さんは目が悪くなってきたため、メガネを買おうと家の近くのメガネ屋へ行ったそう。すると、メガネをかけスーツを着た好青年が店員として琴音さんを迎えてくれました。しかし、彼は琴音さんを見るなり目を丸くしたと言います。 「彼はすぐに、高校時代のあの公園のこと、あと、あの公園に集っていたヤンキーたちについて聞いてきたんですよ。思いがけない質問でびっくりしちゃいました」
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好青年な店員の意外な過去
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