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“洗濯モラハラ夫”に我慢の限界。「ハンガーは3センチ間隔で」って…あ〜めんどくさい!

 結婚をして共同生活をするようになると、恋人時代には見えなかった相手の意外な一面に驚いてしまうこともあります。どこまで相手を受け入れ、互いに折り合いを付けられるか……。結婚生活には、そうした悩みが付きものです。
気まずい夫婦

※イメージです(以下、同じ)

 現在、まさにそんな問題に直面しているのが坂西麻沙子さん(32歳・仮名)。麻沙子さんは旦那さんと洗濯物の洗い方・干し方で揉めており、家庭内には気まずい空気が流れています。

お互いに「この人しかいない」と思えた相手だった

 麻沙子さんと旦那さんの出会いは、大手マッチングアプリ。最初のアプローチは、麻沙子さんからでした。プロフィール写真を見て「かっこいい」とときめき、いいねを送信しました。すると、わずか数分で見事に旦那さんとマッチング。 「後から聞いたら、向こうも写真を見て、私に一目惚れしてくれていたみたいでした」  第一印象に惹かれて始まった恋だったため、麻沙子さんは性格が合わなかったら悲しい……と不安を抱えながら実際に会ってみると、驚くほど意気投合。 仲良く手を繋ぐ若い男女の後ろ姿「私はちょっとマニアックな音楽や本が好きで、人に語っても理解されないことが多かったのですが、夫は偶然にも同じものが好きで。お互い、これは運命の出会いだと言い合っていました」  この人しかいない。互いにそう思ったふたりは、とんとん拍子で結婚。 「真面目な雰囲気なのに、意外とノリがいい夫のギャップがたまりませんでした。笑いのセンスも合うし、一緒に住んだら、絶対に楽しいと思っていたんです」

服は必ず裏返しに…洗濯に対する夫のこだわりが強い

 ところが、麻沙子さんは一緒に暮らし始めた直後、共同生活の難しさを痛感しました。それは、初めて洗濯をした時のこと。いつも通り、麻沙子さんが洗濯をして干していると、旦那さんは「僕の洗濯物は全部裏返しで洗って、干してほしい」と伝えてきました。 「理由を聞いたら、皮脂をちゃんと落としたいから裏返しで洗いたいのと、日光に当たって服が色落ちするのを防ぐためということでした」  愛する夫のためなら……。そう思い、麻沙子さんは言われた通りに洗い、干していましたが、付け焼刃の習慣は続かず。次第に裏返すことが面倒になったため、「裏返しに脱いで、洗濯機に入れてほしい」と旦那さんにお願いをしました。  旦那さんは了承してくれたものの、「洋服を裏返して洗濯機に入れる」という習慣がそれまでなかったため、麻沙子さん同様、面倒になったのか、いつしか元通り、表向きのまま洗濯機に入れるようになっていきました。 「忙しい朝に、1枚1枚洋服を裏返さないといけないのがすごく面倒。夫に注意しても、数日経てば、また元通り。『こだわりがあるなら、自分で洗濯したら?』と言ったら、僕のほうが朝早いし、帰宅時間も遅いんだよと言われ、喧嘩になったこともあります」
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洗濯物を干す時のこだわりもスゴい
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