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潔癖症の夫と、片付けられない妻。ケンカが絶えず…

世界的に有名なビジネス書作家、ブライアン・トレーシーは言った。「成功者の家にはたいてい大きな本棚があり、貧しい人の家にはたいてい大きなテレビがある」。男でも女でも、相手の部屋を見て「この人、大丈夫か?」と思うことってあるもの。そこで、人生につまずいた30~40代男性のお部屋を訪問、どんなモノがあるのかウォッチしてみた。

キレイじゃないと不安。夫婦とも心の病に……



●山田修平さん(仮名)40歳・無職のケース

 6年前、離婚をきっかけにうつ病を患い、現在は生活保護を受けているという山田さん。離婚当時を振り返り、彼はこう語る。

「前の妻は結婚してからノイローゼ気味で、家事も全然できなくなってしまいました。家はいつも汚いし、洗濯もしない。もともと僕は完璧主義で、部屋が片付いていないと気が済まない性格なのに、毎日乱雑な部屋に帰るのが本当にストレスで。それで嫁との喧嘩も絶えなかったんです」

潔癖症の夫と、片付けられない妻。結婚はムリだった? 

※写真はイメージです

 山田さんの性格を物語るように、部屋はピシッと整頓され、収納用のクリアケースなどには几帳面にラベリング。さらにテレビやエアコンのリモコンはカバーがかかった状態のままにしてある。この潔癖な性格が災いし、家事を放棄気味の妻へのストレスは膨大なものに。

 そして33歳のとき、まるで逃げ出すかのように、職場で出会った女性との不倫に溺れてしまう。「すでに精神状態がおかしかったと思う」との言葉どおり、完璧主義とは程遠い「ケータイを見られる」という、ありがちなバレ方だった。

「嫁が『相手の女を出せ!』と職場に電話した結果、会社にもバレて居づらくなり、離婚と同時に職を失いました……」

 事態にますます打ちのめされた山田さんは、ついにうつ病と診断され、生活保護生活に突入。2年前に再婚を果たすが、細かいところで気苦労が絶えないらしい。

「今の妻には、できるだけ口うるさく言わないようにしています。少し部屋が汚れてたりすると、『キレイにしてほしい』と思うこともありますが、本人は頑張ってやってくれていることですし、極力我慢です」

 机の前に貼ってあるのは、「怒りより愛」という手製の貼り紙。現在は「怒らない」と自分を律しているので、「今の奥さんとはとても仲良く暮らしていて、浮気など考えつかない」と山田さんは言う。

 このケースとは逆に、妻が潔癖症で、夫の汚さに耐えられない、というパターンも時々耳にする。「清潔さ」の感覚が違いすぎない、ということは、結婚するうえで重要なポイントかも。

<山田さんの部屋にあったもの>

・「怒りより愛」と書かれた紙…PCの前に貼られていた。これを見るたびに自分を戒めるとか

・災害時用のヘルメットとリュック…慎重すぎる性格ゆえ、緊急用の防災グッズは、常に自分の目の届くところに置いてある

・透明衣装ケースにラベル…「タオル」「下着」など全引き出しにラベルが。もちろん中身もキレイに畳まれている

・カバーのままのリモコン…テレビのリモコンには「汚れないように」とカバーがかかったままの状態。潔癖の象徴

― [人生でハデに転んだ男]のお部屋を訪問【3】 ―




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