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夏休み「子供との料理」を最高の思い出にしたい!5つの工夫を紹介

視点⑤ 好きな世界を食につなげてみる

我が子が保育園時代にお世話になった料理要素が豊富な絵本たち。大好きなキャラクターが料理の楽しさを教えてくれます

我が子が保育園時代にお世話になった料理要素が豊富な絵本たち。大好きなキャラクターが料理の楽しさを教えてくれます

 最後にお伝えしたい視点は、“子どもの好きな世界”から食につなげてあげるという工夫です。そもそも食は人間の生活には欠かせない要素であり、これからの人生を考えた時に避けて通ることはできません。  ですから、「好きな時間」にしてあげることがとっても大事。特に幼少期の食との出会いはその後の価値観に大きく影響してくるものですから、好きなモノ・コトの延長として料理をはじめてみると、無理なく肯定的な時間を過ごすことができます。我が子は読書が好きだったので、好きなキャラクターのクッキング本を活用しながら、料理を楽しむ力を育んできました。  他にも、一緒にミニオンの映画を見に行った後に、バナナを使った料理にチャレンジしてみるのも実践しています。アニメやキャラクターの存在ってしみじみ偉大だなと実感することができます。
ミニオンの新作映画を見たついでに限定和菓子を買い、バナナを入れてパンケーキを作ったりしています

ミニオンの新作映画を見たついでに限定和菓子を買い、バナナを入れてパンケーキを作ったりしています

 好奇心に満ちた子どもたちが、安全に楽しく料理ができますように。心から愛をこめて。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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