通勤中にギックリ腰発生!…からの恋愛ドラマのような展開にドキッ
もし誰も知っている人がいない状況でギックリ腰で動けなくなってしまったら、あなたならどうしますか? 今回は、そんな経験をした女性のエピソードをご紹介しましょう。
松本優佳さん(仮名・29歳・契約社員)は、ある日通勤電車に乗り込もうとしたらギックリ腰になってしまいました。
「グキッと脳に突き抜けるような痛みが走り、息が止まりましたね。でも通勤時間で混んでいるホームに座り込んだりしたら迷惑なので、必死の思いで少しづつ電車から離れて、ベンチのある方に歩きだしました」
嫌な汗をかきながら牛歩のようにゆっくりと移動していると、背後から「あの、ギックリ腰ですよね。良かったら手を貸しましょうか?」と声をかけられたそう。
「痛さのあまり振り返ることもできずにいたら、サッとスーツ姿の男性が私の横についてくれて腕を差し出してくれたんです」
普段だったら警戒して、初対面の男性の腕を借りるなんてことは絶対にしませんが「とにかくベンチまで、あせらないで行きましょう」と声をかけてもらい、ベンチまでならと、とりあえず助けてもらうことにしました。
「人混みの中、その人が盾(たて)になって歩いてくれたのでとても助かりました。やっとベンチまでいくことができて、腰掛けると、彼が自販機でスポーツドリンクを買ってきてくれたんですよ」
痛さに耐えながらやっとの思いで歩いていたので、喉もカラカラだった優佳さんは、スポーツドリンクが身に染み渡るほど美味しかったそう。
「やっと落ち着いてきたので、その人(40代前半くらい)にお礼を言うと『いえいえ、僕もギックリ腰になりやすいので辛さは良く分かりますよ』と言ってくれて、少し安心しましたね。小太りで別にかっこよくはないけど、優しい笑顔でした」
通勤時に突然ギックリ腰に!
優しい男性のお世話になり…
