ロック界の問題児、“全裸写真”を投稿し炎上。「令和タトゥー」にも注目集まる
“世界で最も悪名高い”米ヘヴィメタル・バンド「モトリー・クルー」のドラマー、トミー・リー(59)が自身のSNSに全裸写真を投稿。140万人のフォロワーを仰天させると同時に、ある論争を巻き起こしている。一方、日本のファンからはヌードはもとより、体に刻まれている「令和タトゥーが気になる」の声も。
今月11日(現地時間)、自宅バスルームの床に全裸で座っている正面写真を公開したトミー。「ウーップス(やってしまった)」とキャプションを入れてSNSに投稿している。
写真は、トミーがシルバーのネックレスだけを身にまとい、局部も見えるアングルで撮影されている。これを見てショックを受けるファンが続出し、「オー・マイ・ゴッド」、「トミー、今すぐに説明して」「インスタグラムを開いた途端これを見るとは思ってもみなかった」などといったコメントがインスタグラムに殺到した。
ツイッターとは異なり、インスタグラムではヌード写真は禁止されている。そのためか、トミーの写真も、11日(木)の夕方までに消去されたようだ。
インスタグラムの親会社メタは、授乳や乳房除去の痕、絵画や彫刻などといった一部の例を除き、ヌードや性的な投稿は制限をかけているとしている。今回のトミーの写真も規則に違反していることになり、アカウント自体は残っているものの、投稿は削除された。ただ、投稿してから約3~4時間は閲覧できる状態だったことから、インスタグラムの対応を疑問視する声も上がっている。
以前、自身のビキニ姿をインスタグラムに投稿したところ、削除されたというジャーナリストの女性は「私のTバックビキニ姿は却下されて、局部が見えるトミーの写真は3時間もアップされていたってこと? 素晴らしいわね」と皮肉交じりにツイートしている。
過去には、歌手のリアーナが自身のトップレス写真を投稿し、削除されたこともある。また歌手のマドンナが、乳首が見える写真を投稿して削除されたことも。このときマドンナは、乳首が露出しないように加工した写真を再投稿したうえで、「男性の乳首なら、エロティックじゃないわけ?」と抗議した。
インスタグラム上で女性の乳首だけが規制されていることについては、以前から「不公平」との声があがっており、「Free the Nipple(乳首の解放)」をスローガンに掲げて活動する人々もいるといわれている。
このように女性のヌードが厳しくチェックされるなか、何時間も削除されないままだったというトミーの全裸写真。これをきっかけに、インスタグラムの検閲が男女の間で異なり、「ダブルスタンダードになっているのでは?」との論争が再燃している。
丸見え状態のヌード投稿にショックを受ける人続出
「私のTバックビキニ写真は却下されたのに…」
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