しばらくして「…これ、もしかしてRちゃんか?」と、上司がひと言。アカウントの内容は、顔出しこそしていませんでしたが、体の一部や服装などが写っている写真も多く、人数が少ない会社だったこともあり、明らかにRさんのものと判明します。
「悪口は笑えるものではなく『ダッサいイベントやってま~す 笑』『クソつまんないイベント、もう帰りたい 涙』というようなものでした」
一緒に投稿された写真がイベントで使われるプロジェクトマッピングなどを写したものだったため、たまたま目にした取引先の社員が発見し、上層部に報告したそう。
「あまりにひどい内容で、呆れました。イベントがダサいのは半分はうちの会社のせいでもあるのに…。社員としての責任感がなさすぎます」
上司はその日はちょうどお休みだったRさんを至急呼び出します。

「上司は『Rちゃん、何やってんの…』と怒りよりもドン引き…という感じでした。普段、上司はRさんにすごく甘かったので、怒り慣れないのもあったと思います」
Rさんは「…すみませんでした」と小声でくり返していて、普段の余裕はなかったとのこと。その後、上司と一緒に取引先に菓子折りとともに謝りに行ったRさん。
「投稿はもちろん即座に消して、ひたすら謝ったと聞いています。『もっとダサくないイベントにするには、他の会社に頼むべきですかね?』とイヤミを言われたと聞いています」