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岸井ゆきのが「うそでしょ!?」と驚いた監督からの指示って

何かをきっかけにはぐれてしまった人たちに

――「誰かとはぐれてしまった人に観て欲しい」と岸井さんがコメントされているのを読んで、ステキだと思いました。最後にひと言お願いします。 何かをきっかけにはぐれてしまった人たちに岸井「どこかで間違えなければ、歯車が狂わなければ……。たぶんあのままふたりでYouTubeをやっていたとしたら全く有名にならなかっただろうし、途中で破綻していたとは思うんです。でもこんな風にお互いを傷つけることはなかった。きっと、世の中にもほかの世界線でならうまく行っただろう人たちがたくさんいて、でも人生はそんな風にできていて。『あのひと言がなかったら、まだ一緒に遊んでいたのに』という人が、誰にもひとりやふたりはいると思うんです。  はぐれちゃったかもしれないけど、はぐれたということは一時は近くにいたわけだし、さよならでもないはずだから。もしこの映画を観て、もう会えないかもしれないけれど、実際に連絡を取らなくてもいいけれど、その人のことを思い出して、少しでも後悔じゃない気持ちに変わればいいなって。だってすごく楽しかった時があったんだから。何かをきっかけにはぐれてしまった人たちに、この映画を通してひとときでも互いを思いあってもらえたらいいなと思います」 (C) 2022「神は見返りを求める」製作委員会 <撮影・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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『神は見返りを求める』は8月25日(木)よりHulu、U-NEXT、Amazonほか各種配信サイトにて配信開始
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