――コラムを書き、『松尾スズキと30分の女優2』(2022年)ではコントに挑戦しています。今回は小説家の役でしたが、役柄に限らず今後挑戦してみたいことはありますか?
松本:声のお仕事です。ナレーションやアニメの声優をやらせていただく機会がありますが、俳優とはまたひと味違う楽しさがあります。自分の中でも自分の声が好きだなと思うことがあり、これは大事にしていきたいです。
――その先にみえる未来図はありますか?
松本:ジブリ作品の声優をやってみたいです(笑)。小さい頃からジブリ作品を見ていて、『耳をすませば』(1995年)が一番好きです。それはずっと夢として持っているので、叶えられたらいいなと思っています。
――ぜひ、女子SPA!読者に向けてみどころとメッセージをお願いします。
松本:主人公を演じる道枝さんと福本さんのお芝居には、「こうしよう」、「ああしよう」という余計なことが一切見えてこない驚くべき透明感があります。そんな二人のピュアな想いが映画を通して感じられるので、女性の方には特にオススメです。キュンとしていただけたらと思います。
<取材・文/加賀谷健 撮影/本永創太>
加賀谷健
コラムニスト/アジア映画配給・宣伝プロデューサー/クラシック音楽監修
俳優の演技を独自視点で分析する“イケメン・サーチャー”として「イケメン研究」をテーマにコラムを多数執筆。 CMや映画のクラシック音楽監修、 ドラマ脚本のプロットライター他、2025年からアジア映画配給と宣伝プロデュース。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業 X:
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