衝撃のウマさ!とろとろ生サーモンの卵かけご飯
美味しさを、美しさに。
長寿美容食研究家のスギアカツキです。仕事柄、「長く美しくいるための食事」について、日々模索していますが、どんな時も絶対に変わらぬコンセプトがあります。それは、「美味しく食べて、美しくなること」。これこそが、最も健全な美容法だと考えています。
優秀な美容食材はたくさんありますが、今回は、ビューティーフィッシュとして注目されている「サーモン」のお話。嬉しい美容効果について触れながら、最近出逢った「とびっきり美味しいサーモン」をご紹介します。
都合が良いことに、サーモンには、「女性のキレイを導く栄養素」が揃っています。また、生食ができるので、面倒な調理は必要なし。忙しい現代人にもオススメできる美容食材なのです。
・たんぱく質⇒美しさの素
美肌、美髪、美爪を作り出す「基盤」となる栄養素。美しく痩せたければ、しっかり意識して摂取を。
・アスタキサンチン⇒アンチエイジング
アンチエイジングや免疫機能強化、筋肉・目の疲労を軽減するなどの効果があるオレンジ色の色素成分。
・DHA、EPA⇒血管と脳を若く保つ
魚に含まれる「良い油脂成分」。血管や脳を若く保つ栄養素で、血液サラサラ、記憶力改善効果も。
・ビタミンD⇒骨や歯を丈夫に
骨や歯の形成に欠かせない栄養素。供給源が限られるが、サーモンには豊富に含まれる。長く美しさを保つために、積極的な摂取を。
今回、「本当に美味しいサーモンが、イオンで売っている」との噂を聞きつけ、迷うことなくお店にGO。早速気になるお味を試してみました(上の写真:トップバリュ・生アトランティックサーモン刺身用柵、398円/100g)。
まずは、スライスして何もつけずにいただきます。臭みのない、優しい甘さが、口いっぱいに広がり、ふわっととろける……。うん、確かに美味しい!これまで食べてきたサーモンとは、何かが違います。
実はこのサーモン、冷たい北極海域の養殖場で5kg以上までしっかり育てあげられるため、脂質と筋質のバランスが良い、臭みの少ない味わいになるんだとか。また、水揚げ後、冷凍されずに5日以内に売り場に届くとのこと。「そりゃぁ、違うわけだ!」と納得してしまいました。
これまで輸入サーモンは寄生虫による食中毒を防ぐために冷凍か加熱が必要でしたが、イオンのアトランティックサーモンは寄生虫が限りなく少ない養殖場で育てているため、生での輸入が可能になったといいます。
また、“責任ある養殖により生産された水産物”ASC(Aquaculture Stewardship Council: 水産物養殖管理協会 以下、ASC)の認証を取得した商品なんだとか。素晴らしいのは、美味しさだけじゃなさそうです。
こんなに美味しいサーモンですが、「どうせなら、もっと美容度上げちゃいませんか?」というのが私からのご提案。生アトランティックサーモンをたっぷり使った、カンタン美容食メニューを2品ご紹介します。
(1)トロトロサーモンの卵かけごはん
⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=119268
まずは、新発見! 教えたくてたまらない「ごはんものレシピ」。いつもの「卵かけごはん」が、華やかに美味しくなるアイディアです。ほかほか白ご飯に、包丁でたたいたサーモンと卵黄を乗せるだけ。臭みがないので、薬味なんて混ぜちゃダメ! シンプルに醤油だけで食べてみてください。コレ、衝撃の美味しさです。
【材料(1人分)】
トップバリュ 生アトランティックサーモン 刺身用柵 100g
白ご飯 茶碗1杯分
卵黄 1個
醤油 適宜
(2)ビューティーカルパッチョ
⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=119269
いつものカルパッチョ。サーモン刺身のお造りを買って、付け合せの野菜を賢く選べば、最強の美容サラダにすることが可能です。「美肌」、「アンチエイジング」のことを考え、具材を厳選しました。
【材料(1人分)】
トップバリュ 生アトランティックサーモン お刺身造り 1/2~1パック
モロヘイヤ(ゆでて刻む) 1/2袋
タマネギ(スライスして水にさらす) 1/4個分
ゴールドキウイ(スライス) 1/2個
ミニトマト 2~3個
お好みのドレッシング 適宜
美容への飽くなき好奇心は、大人女子の証。さあ、楽しく美味しく、たっぷり召し上がれ!
※イオン「生アトランティックサーモン」について
http://www.topvalu.net/tv-atlanticsalmon/
<TEXT、PHOTO/スギ アカツキ>
キレイになりたきゃ、サーモンを!
噂の生アトランティックサーモンを食べてみた
美味しさと美容度をアップする最強サーモンレシピ


スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12