パワハラ上司への復讐「刺し違えてもかまわない!」決意の行動とは?
パワハラを告発する内容証明を人事部宛に郵送
謝罪はあったが上司への処分はなし
「『たとえ刺し違えてでも絶対に許さない』と言い放ったようです。この覚悟を見て、さすがに会社も上司ヤバいと思ったらしく、ようやくパワハラを認めて謝罪。どんな名目かは知りませんが彼女が辞めた際、幾ばくかのお金が支払われたらしいです。T美さんの一番の友人だった同期の子が本人から直接聞いたと話していました」
それでもマネージャーは降格などの処分は特になし。しばらくは大人しくしていましたが、翌年再び新人が配属されると過剰な部下いびりが復活。そんな横暴を野放しにする会社に和美さんも嫌気が差し、転職してしまったそうです。
「給料が良かったわけでもないし、転職活動が面倒で惰性で働いていただけでしたから。第一、気持ちよく働くことができなかったし、あんな会社じゃ楽しく仕事ができないですよ。私が身体を張ってマネージャーのパワハラをやめさせればカッコよかったのかもしれませんが、さすがにそこまでに勇気はないので(苦笑)」
これだけ問題視されながらも今も多くの人が被害に遭っている職場でのパワハラ。これ以上、泣き寝入りする人が増えないようになんとかしてほしいものです。
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<文/トシタカマサ イラスト/とあるアラ子>
トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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