“初代バチェロレッテ”福田萌子、友達に裏切られて気づいた人付き合いのコツ
無理して合わせても、自分のためにはならない
「こうあるべき」という呪縛からの解放
100gの体重変動に一喜一憂し、食べる量を減らし、筋肉をつけないために運動もシャットアウト。健康的で溌溂とした今の福田さんからは想像もつきません。福田さんご自身も当時の自分を、「ちっともカッコよくありません。細いけど、ただそれだけ」とバッサリ。自分らしさがかけらもない姿には、内側から湧き出るエネルギーや輝きがないのでしょう。 本当の美しさは、「自分らしさ」。「こうあるべき」ではなく、「これがしたい」と心の底から願い、動き、手に入れることです。「なぜなら、私の人生は、私のものだから」。力強く、福田さんは断言するのです。 万人に好かれなくても、社会のセオリーからはみ出ていても、自分の意思をつらぬいていく。あなたの人生は、あなたがつくるのです。あなたの幸せは、あなただけのオーダーメイド。 そんな大切な気づきをくれる本書。読み終えたとき、あなたも満面の笑顔になっているに違いありません。 <文/森美樹>
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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