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「50歳を過ぎても恋しまくってる人」の特徴。しかもきっちりモテている

BARのマスターに聞く! 第9回】 こんにちは、コラムニストのおおしまりえです。 30代、40代、と大人の階段を登っていくと、当然ながら結婚する人が増え、恋愛とは距離ができることがほとんどです。そんな中でも、ときどき「いつまでも恋愛現役!」という勢いのままに、恋や愛を謳歌(おうか)している人もいます。
BAR BOSSA

「BAR BOSSA」のマスター林伸次さん(右)と筆者・おおしまりえ(左)

とても素敵なこととはいえ、中にはハタから見てちょっと痛々しいタイプの恋愛を続ける男女もいるような。それってどうなの!? ということで、恋愛相談を受けることも多い、渋谷のワインバー「BAR BOSSA(バールボッサ)」店主で作家の林伸次さんに、筆者の思う大人の痛々しい恋愛について聞くと、意外とポジティブな話が出てきます。

大人になっても“痛々しい恋愛”をしている人とは

おおしまりえ(以下、おおしま):大人からの恋愛って、素敵だなと思える一方で、ちょっとそれは…と思うような痛々しいタイプもあると思うんです。 私の周りだと、ある40代女性は、彼への心酔がすごくてSNSがポエム化しちゃってるケースがありました。気持ちが若くて純粋だなあとは思うんですが、一方で「いい大人がどうした!?」って思ったりしています。 林さんの周りにも、そういったちょっと痛々しい恋愛をされている人っていますか? 林伸次さん(以下、林):いますね。でもね、僕はもうそういう恋愛は一種の中毒だと思っています。タバコやお酒と同じで、恋愛中毒だろうなと。

盛り上がってパッと破局する、一連の快感が忘れられない

林:というのも、こちらはあきれ気味で見ているのですが、本人は周りの目は全く気にしていなくて、ただただ楽しそうなんです。「こんな人と知り合って~デートはこうで~こんな風に誘われて~」とかって、いつも言っているんです。 これってお酒を飲んでワーっと盛り上がって失敗してっていうのと同じだなって。あれはあれで、本人が楽しいなら良いのかなと思います。
BAR BOSSA

渋谷のワインバー「BAR BOSSA(バールボッサ)」の店主・林伸次さん

おおしま:「恋愛依存症」という言葉がありますが、そこまで言わないにしても、お酒やタバコと一緒で中毒性があるというのは納得です。 林:もう脳内に回路ができている感じだと思います。ドキドキした出会いがあってワーッと盛り上がって、パッと破局する。その一連の快感が忘れられないんですよ。 本人もそれが分かっているようで、自分でも「恋多き女」って言っています。見ていて時にすごく痛々しいこともあるんですが、それはそれで楽しんでいますよ。結婚しようとか安定しようとかって思ってないのが、逆に清々しいですね
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不仲自慢! 大変自慢! が日本の婚姻率をサゲている?
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