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朝ドラ『舞いあがれ!』は最初から泣ける!“これぞ朝ドラ”が続いてくれるか

私たちの“朝ドラ”が帰ってきた。 10月3日より放送開始したNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜朝8時~ほか)が、第1週「お母ちゃんとわたし」を終えすでに朝ドラファンを惹きつけています。
「連続テレビ小説 舞いあがれ! Part1」(NHK出版)

「連続テレビ小説 舞いあがれ! Part1」(NHK出版)

※この記事には『舞いあがれ!』第1週のネタバレを含みます。

開始早々から魅せられる、優しい人たちの物語

ものづくりの街・東大阪と豊かな自然が美しい長崎・五島列島を舞台にした本作。町工場で生まれたヒロイン・岩倉舞(福原遥/幼少期・浅田芭路)が、さまざまな困難に翻弄されながらもパイロットに憧れ、空を目指す物語です。 1994年の大阪から始まった第1週、原因不明の発熱で小学校を休みがちになってしまった舞。医師の勧めから、環境を変えるために母・めぐみ(永作博美)の故郷である五島列島に引っ越し新たな生活をスタートさせました。
新しい環境や課外授業に意欲的な娘を過保護に心配するめぐみと、そんな母親の顔色を伺う舞。そんな娘と孫を見た祖母・祥子(高畑淳子)は、ふたりへ別々に暮らすことを提案します。はじめは祥子の提案に戸惑うめぐみも、舞のことを想い別離を決意。母を見送った舞は「私と一緒にいてたら、お母ちゃんしんどそうやから」と涙ながらに語り、祥子はそんな舞に「よう頑張った」「ちゃんと自分の気持ちを言えた」と、肩を抱きました。

第1週から涙がこぼれてしまったシーン

第5話、母・めぐみが舞との別れを決めてから、離れるまでのシーンでは互いを想う気持ちがとにかく切なく、ふたりの関係性を見抜き厳しくも寄り添う祖母・祥子の温かさにも涙が止まりませんでした。 他にも、第1話から舞の家族や周囲の人たちが想いあう優しさに心打たれるシーンがいくつも散りばめられています。
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“現実”に押しつぶされそうな母
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