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バイクを運転する高齢母(70歳)、泥とアザだらけで帰宅。理由を聞いてア然

これっぽっちも反省していない様子

 明るい室内で身体を見たところ、擦り傷やアザ以外の大きなケガはなかったので、病院に行く必要はないと判断。けれどあまりの無鉄砲さに、母にお説教をしたという坂本さん。 これっぽちも反省していない母「母は小さい頃、貧乏で苦労し、家族のために肉体労働もたくさんしたそうです。なので、多少のことでは動じないし、そうやって身体を張って活躍することを誇りに思っているようで。今回も、とてつもなく危険な目にあったのに、『受け身がうまいからケガなく済んだのよ!』とドヤ顔。いくら危ないから気を付けてと言ってもあまり耳に入っていないようでした」

これ以上は危険と判断、バイクの運転を卒業

これ以上は危険と判断、バイクの運転を卒業 高齢になると、できなくなることが増えるせいか、自分が老いていくことを認めたがらない人が多いというのはよくある話。ですが、坂本さんは、今回のような危険な目に遭わせられないと思ったようです。 「さすがに危険すぎるので、これを機に、バイクの運転は卒業してもらうことにしました。『わたしはまだ大丈夫!』という母を説得するのは大変でしたが、なんとか聞き入れてもらいました」  高齢になると、判断能力や反射神経が衰えるので、車やバイク、自転車などの運転は特に注意が必要です。田舎なので交通手段がない、など事情はあれど、家族でよく話し合って安全に生活できる道を模索したいものです。 ―シリーズ「秋のトホホ」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/塩辛いか乃 イラスト/カツオ>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako 連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!
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