「ビックリしました。たまに美人のタレントさんが元ヤンで、レディース総長だったというウワサを聞きますが、美人の先輩もそうだったとは…。でも確かに、服装の趣味や、酔ったときに出るふとした仕草や言葉遣いからも、元ヤン臭がしているといえば、していたかなと思います」

酔った先輩が自ら告白して、元ヤンと判明してしまったのですが、なんとこの先輩、酔うと記憶が飛んでしまって、飲んでいるときのことを覚えてないのだそう。
「あれだけ赤裸々に元ヤン時代の話を聞いたのに、翌日会社で顔を合わせると、またいつもの穏やかな先輩に戻っているんです。本人は、元ヤンを告白したことも忘れていると思うので、たぶん私たちが元ヤンの話を知っていることも知らないと思います。なので、その後もシラフのときは先輩の元ヤン話は知らないことにしてお付き合いしていました」
周りが元ヤンだと知っていることを知らないままだった先輩はその後、大手企業勤務のイケメン男性と結婚することになり、退職しました。

結婚式の前にお祝いを兼ねて飲み会をしたときに、どうやって知り合ったのか聞くと、にっこり笑って『ナンパ』と答えたそうです。
「誰もが振り返る美人なので、選び放題なんだなぁとうらやましかったです。でも、知り合ったきっかけを聞いて、正直に『ナンパ』と答えるユーモアセンス、美人なのにお高くとまらない先輩がやっぱり好きだなぁと思いました」
美人だけど気さくな元ヤン先輩は、結婚式でも輝いていたそうです。