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小学校の初保護者会で「PTAの洗礼」。先生の “ひと言”に身の毛がよだつ

意外と楽しい!? PTAならではのメリットも

 一方で、「PTAをやってよかった」という声があるのも事実。やはり最大のメリットは、学校に知り合いがたくさんできることだそうです。私の友人も「PTAで仲良しママさんたちと楽しくやっている」と言っていました。確かに、教職員や保護者と顔見知りになって、良好な関係が築ければ、親子ともども充実した学校生活が送れそうですよね。 意外と楽しい!? PTAならではのメリットも 一般的に負担が大きいと思われているPTA活動ですが、最近では様々な見直しも行われているようです。PTA活動のなかでも最も面倒なのは、「会合や打ち合わせでいちいち学校に行くこと」と言われてましたが、コロナを機にZOOM上などでのオンラインMTGに切り替えたところも多いようです。  PTAの役員をやっている友人の1人も、「他の役員や委員の人たちとLINEでやり取りしながら、作業を分担しており、無理なく活動できている」と話していました。  このようにITツールやSNSを駆使して業務の効率化を図り、負担軽減に努めている学校も増えているそう。PTAの活動に参加するからといって、必ずしも大きい負担がのしかかるというわけではないようですね。

変わりゆくPTA。なんと“外注サービス”まで登場

「これって本当に必要なこと?」。PTAについて誰かと話しているときに、幾度となく聞いた言葉です。私自身も、自分の子供が小学校に入学してから同じように感じることが増えました。 変わりゆくPTA。なんと“外注サービス”まで登場 旅行会社の近畿日本ツーリストが始めた「PTA業務アウトソーシングサービス」が大きな反響を呼んでいるそうです。その背景には、「学校生活に本当に必要かどうかわからないのに、仕方なくやらされている」という感覚が保護者にあるからではないか。そのように思えてなりません。本当に子供たちのためになっているのか、よくわからないのに負担だけ増える。それなら外注サービスで済ませたい…親として自然な感情に思えます。  最近では、子供たちの学びや成長に重要と思われる活動のみを行い、「エントリー制」にして保護者に強制はせず、ボランティアにより近い形で運営しているPTAもあるそうです。「何が何でも参加すべき!」と言われると尻込みしてしまいますが、学校のより良い運営のために可能な範囲で活動するという前提であれば、保護者としても気軽にやってみよう! と思えるかもしれません。  また今年夏には、東京都小学校PTA協議会が上部組織「日本PTA全国協議会」から退会する方針を決めたことが話題になりました。PTAをめぐっては、学校や保護者からだけでなく、PTA組織内部からもその在り方を見直す動きが出てきているようです。  この先、PTAをどのようにしていくのか。簡単に答えが出るものではないと思いますが、少なくとも「今までやってきたことを続けていけばいいだろう」という思考停止の状態から脱却する時期に来ていることは確かなようです。 <文/女子SPA!編集部>
女子SPA!編集部
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。X:@joshispa、Instagram:@joshispa
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