「キャリア優先」「寂しい女」などと好き放題言われた
ブラッドと離婚後は、人気歌手ジョン・メイヤーなど有名芸能人とのロマンスがたびたび取り沙汰されたジェニファー。2015年には俳優のジャスティン・セローと再婚したが、約2年半で結婚生活に終止符を打った。
これまで何度も妊娠説が浮上したが、実際に妊娠・出産が報じられることはなく、最終的には恋人や夫とも破局。タブロイド紙は、「ジェニファーはキャリア優先で身勝手。子どもを作ろうとせず、夫とも別れることになった」と書き立て、世間からは「男運が悪く、男を引き留めておけない寂しい女」と見られるようになった。
2016年にはこうしたゴシップ報道を批判し、「もう、うんざり。言っておくけど私は妊娠していない」と毅然と反論。女性の体やプライバシーについて無神経に報じ続けるマスコミに苦言を呈した。昨年のインタビューでは、「子どもよりも仕事を優先したといわれているけれど…私の個人的な事情、つまり私が妊娠できるかできないか、それはだれも知らないじゃない」とも述べていた。
女性にとって、心理的・身体的・経済的に負担が大きいとされている不妊治療。そうした治療を受けながら、マスコミに事実ではないことを好き放題書かれ、世間から白い目で見られていたとは…考えるだけで胸が痛む。
ただ、つらかった経験もジェニファーにとってはすでに過去のものとなっているのか、53歳になった今はこれまでで一番心地よいと感じているそうだ。
「今の私が最高に感じる。20代や30代、40代半ばのころよりもね」
「自分のことをこき下ろするのはやめるべき。65歳になった時、53歳だった時のことを振り返り、自分はすごく魅力的だったと思えるようにしないとね」
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>