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パリマダム中村江里子が、私物のコートを公開「一生着るアウターを選ぶコツ」

ダークな色合いが多い冬こそ、鮮やかなコートを

カナリアイエローのコート

カナリアイエローのコート

──そして、中村さんが“カナリアイエロー”と呼ぶ、鮮やかな色が印象的なコート。とても重宝しているとか? 「そうなんです! 取り外しのできるファーのフードがついていて、秋口はフードをはずしてすっきりと、寒くなったらフードをつけてしっかり防寒。秋の始めから冬本番まで活躍しています。これも本当に長く着ていて、私のブログやインスタにもたびたび登場しているので、『知ってる~』と、ご存じの方も多いかもしれません(笑)」 ──お子さんたちの課外授業の付き添いをしたときには、このカナリアイエローが集合の目印に最適だったそうですね。こちらも“ときめき”優先で選んだ1着とうかがいましたが……。 「はい、じつはこのコート、私のサイズがなくて、ジャストサイズよりも1サイズ大きいものなんです。でも、色もデザインも一目惚れで、この先、出合えないものだなと感じて、購入。結果的には大正解で、ワンサイズ大きいことで逆にフワッとした感じになって、下に厚手のものなど何を着ても羽織れますし、着ていてラクで、出番の多いコートとなりました」
カナリアイエローのコート2

フードを付ければ、首元があったかく印象も変わる

「ときめき」で買った服は、長く着られる

今回紹介したアウターの中でも、日本で着ている人が少ないのはケープでしょう。「両肩を覆って、包みこまれているような優しさがあるケープが好き」という中村さんは、自身でもケープをプロデュースしてオンラインショップで販売しているほど。 日本人でも、ケープを『雪の女王』や『赤ずきんちゃん』、『ハリーポッター』など、ヨーロッパの童話の挿画や映画で目にして、実はずっと憧れだったという人も多いようです。 これから冬の服を買いに行く機会も多い季節。セールになっていたから買うとか、逆に、すごく好きだけれど似合わないからあきらめようとか、自分の中で雑音や逡巡にグルグルしてしまうことってありませんか? でも、中村さんの話を聞いていると、そんなことよりも、自分の中に生まれる「ときめき」や「これ好き!」がなにより大切では……と考えさせられます。そうして選んだものは、何年もずっと身に着けたくなるんですよね。 <中村江里子 文/女子SPA!編集部 撮影/武田正彦>
中村江里子
本名:エリコ・バルト/1969年東京生まれ。フジテレビのアナウンサーを経て、フリーに。2001年にバルト氏(化粧品会社経営)と結婚、パリに暮らす。現在は3児の母で、パリと東京を往復しながら各メディアで活躍中。ライフスタイルブック「セゾン・ド・エリコ」シリーズ、近著『パリのおうち時間』 Instagram:eriko.nakamuraofficial、オンラインショップ「中村江里子セレクション Avenue du KIKI
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