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義実家へ帰省、ホテルをとったら「非常識」となじる義母…夫の反論にスカッ

 夫の実家への帰省は、年に一回でも気を使うという女性は多いもの。特に新型コロナウイルス感染症の影響が生活に色濃く出ている今は、リスクを考えて帰省そのものを取りやめたいとも思いますよね。  それでも、義実家のためにと年末に行くことを決めた合田美幸さん(仮名/39歳)は、普段と違う泊まり方をしたせいで義母からひどい言葉をかけられたと話します。 「遠くから移動してきたこちらの気持ちも考えてほしかった」とため息をつく美幸さんに、何があったのか聞きました。

古くて狭い義実家に寝泊まりするストレス

古くて狭い義実家に寝泊まりするストレス

写真はイメージです。(以下同じ)

「義実家は築40年を超える平屋で古く、家族四人で帰ったときは一部屋しかない六畳の客間でぎゅうぎゅうで寝ていて、窮屈でした。お金がないって理由で改築なども考えない義母と義父は、子どもたちが騒ぐと『うるさい!』と不機嫌に怒鳴るので、そんなところも苦手でしたね」  そう話す美幸さんは、帰省について年に一度が限界だと夫が言うことに安心していました。自分と同じく実家の状態に不満がある夫は、「何時間もかけて移動してまで帰らなくても、電話で顔を見ながら話すこともできる」と考えていたそうです。  新型コロナウイルス感染症の流行直後、義母から「何があるかわからないから」と帰省を断られたときは、正直ほっとしたという美幸さん。お正月はスマートフォンでお互いの顔を映しながら新年の挨拶を済ませ、お歳暮を贈ってコミュニケーションを取っていました。

お互いの安全を考えて決めたホテルの宿泊

お互いの安全を考えて決めたホテルの宿泊「もう二年も会えていないから寂しい」と義母から連絡があり、久しぶりの帰省が決まったのは去年のこと。  自身も夫もワクチンを接種しており、義実家の両親も打ったと聞いていたけれど、美幸さんはやはり感染のことが気がかりでした。新幹線での移動もあり、当時はまだワクチンがなかった子どもたちのことも考え、美幸さん夫婦は「ホテルに泊まろう」と決めます。  夫から義実家に連絡してもらい、宿泊はホテルにすることを伝えると、義母は「家があるのにもったいない」と返したそうだけど感染の不安を話すと納得してくれたそうです。  遠出の予定などもしばらくなかった子どもたちは旅行を喜び、家族四人で出発しました。予約していたホテルにチェックインを済ませ、荷物を降ろしてから手土産を持って義実家へと向かった美幸さんたち。  ところが、挨拶を済ませると義母は「実家を避けてホテルに泊まるなんて、非常識だ」と言い始めます。
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「孫と遊ぶ時間も少ない、ひどい」
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