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保育園の芋掘りが大雨&子どもギャン泣きの地獄になった挙句…まさかの「解散です!」

 子育てをしていると、秋ならではの行事がいろいろとあります。遠足、運動会、学芸会など子どもの成長を見られる機会は、パパやママにとっても最高に幸せな時間のはず。しかし天候次第では、悪夢のような出来事になってしまうこともあるようです。
手を繋ぐ親子

写真はイメージです。(以下同じ)

 関東近県在住の今野奈緒美さん(仮名・38歳)は、4歳になる娘を育児中。日中は、スパ施設の清掃業務をしています。今野さんは、保育園の行事で起きたトホホな出来事を振り返ります。

ママ友がいないコロナ禍の保育園…久々の行事に参加を決意

「パートタイマーなので点数が足りなかったのか、最初は希望の保育園に入れなかったんです。でも小規模保育所と呼ばれる保育所に空きが出て無事入園できました。2歳になる年度までしかいられない保育園だったので保活をし直し、今度は3歳になる年に大型保育園に転園できたんです」  しかしこの3年間は保育園での行事が中止となっていたため、ママ友も作りづらかったといいます。 「お迎えの時も列になって並んで順番に子どもを受け渡されるんです。立ち話ができる雰囲気ではなくて……。しかも運動会なども無観客だったので、親子行事はほとんど参加したことがありませんでした」  しかし久しぶりに親子で参加する芋ほり会が開催されることになり、奈緒美さんは迷わず参加を選びました。 「親子芋ほり会は、毎年開催されています。でも開催日が休日なので、ママたちのほとんどが今回は参加していませんでした。たぶん、一度参加したことがあるママは、参加しなかったんでしょうね……。  芋ほりの場所は、自宅から電車で1時間半位かかるし、駅からはバスもないので畑まで徒歩20分ほど歩かなければならなかったんです。でも娘も“行ってみたい”というので楽しみにしていました」

雨予報の中、芋ほり会が決行

芋堀をする家族 天気予報では雨予報が続いていて、芋ほり会は開催の危機を迎えます。 「週末が天気が悪い時期が続いていて、当日の朝まで連絡待ちという状況でした。娘はティッシュペーパーでてるてる坊主を作っていて、芋ほりを楽しみにしていたので開催してほしいと思っていました。当日の天気予報では夕方から雨でしたが、朝は晴れていたので、芋ほりは決行されたんです」  奈緒美さんが通っている園には通園バスがなく、各自現地集合でした。駅に着くと、ちらほら同じ園に通う親子の姿が見えてほっとしたといいます。 「念願の行事だったので、うちよりも低学年の子ども多かったんです。現地についてみるとあたり一面が畑しかなくて、プレハブ小屋のトイレが一個あるだけ。屋根など雨宿りができる場所がないので、不安を感じていたら雨が降り出したんです」  3歳から6歳までの4学年での芋ほりで、全体で40人ほどの親子が集まっていたといいます。 「毎年学年ごとで集合写真を撮っていたそうですが、パラパラと降り始めたので写真撮影はなしとなりました。みんなレインコートを着出したので、誰が誰なのかわからない状況でしたね」
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突然の大雨に見舞われ、めちゃくちゃに…
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