
頭部に沿うカーブや持ち手の工夫がそれぞれ違います
3つ目は、頭部へのフィット感です。ブラシの毛がセットされている「土台」の部分や、ブラシの先端の並びが、少しカーブしているものがおすすめです。
多くのシャンプーブラシは土台や先端が水平なのですが、頭へあてたときに頭部の丸みにフィットするように、少しカーブしているもの(もしくはカーブできるもの)があります。
このカーブにより、洗っているときの「頭皮のグリップ感」が大きく変わり、気持ち良く洗いやすくなります。また、頭皮へのタッチポイントが増えますので、効率が上がります。
4つ目は、持ちやすさ、握りやすさです。シャンプーがついた状態で持ちますので、すべりやすい状態で使います。持ち手に工夫があるものを選ぶと、使うときのプチストレスを防げるでしょう。
最後は、素材です。これは効率や気持ち良さとは関係のない話になりますが、多くの方が、シャンプーブラシは浴室に置くことになると思いますので、雑菌が繁殖しづらいものを選ぶと安心です。例えばシリコン製のものなど、乾きやすく、繋ぎ目などのないものを選ぶと、より良いですね。
すでにお察しと思いますが、実際に頭にあててみないとわからないポイントが多いため、通販はもちろん、店頭で入手する場合にも購入前の判断が難しいのが難点です。
店頭で、頭にあててみようと思うかもしれませんが、お店側から衛生上の理由でお断りされる可能性もありますし、何より、不特定多数の頭皮にあてられた可能性のあるブラシは、ご自分の頭にはあてないほうがよいと思います。手の甲や腕にあててみるくらいがオススメです。