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『きかんしゃトーマス』が“サラリーマン”になった!? 半沢直樹ばりの顔芸が超笑える!

クドウ:俳優さん自身が原作の映像を読み込んでいて、細かく指示せずとも「アニメではこっちを向いていたので……」など提案してくれることも多く、並々ならぬ努力を感じました。  とくに後藤(ゴードン)役の板倉武志さんや常務(ジェームス)役の藤元英樹さんの演技には皆さん負けてられないと感じたようで、切磋琢磨してくれた結果、よい相乗効果が生まれていきましたね。 岡本:Twitterで「似てる」という投稿を見るたびに「しめしめ」と喜んでいました(笑)。
『サラリーマントーマス』第1話より

『サラリーマントーマス』第1話より

海外からも大反響。会社員の悩みは世界共通だった?

――ほかにはどんな反響があったのでしょうか。 クドウ:コンテンツ自体は大人が楽しんでくれたらいいなと思っていましたが、お子さん側から「楽しんでいいます」という声もあり嬉しかったですね。また、聞いたところよれば、英語字幕もあるためか海外からも反響も大きかったようです。  元々海外で愛されているコンテンツなので、「さすがジャパン」「うちの国でもやってほしい」という言葉もいただいています。動画公開当初は4人に1人ぐらいが海外からのアクセスだったようです。サラリーマン的な心境は日本だけでなく、意外と世界共通なのかもしれません。
『サラリーマントーマス』第2話より

『サラリーマントーマス』第2話より

――続編制作を期待する声も上がっていますが、予定はありますか? クドウ:今のところは未定ですが、12月24日のテレビアニメ『きかんしゃトーマス』リニューアル放送スタート後、春には映画『きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ』の公開があったりなど、トーマスの世界はこれからも続いていきます。なにかの機会に絡めてまた実現出来たらとは思っています。今後も『サラリーマントーマス』をよろしくお願いします。
『サラリーマントーマス』より

『サラリーマントーマス』より

==========  トーマスと会社員の世界観がここまでマッチするとは、と驚かせてくれた『サラリーマントーマス』。ドラマの最後に読み上げられるメッセージは全世代の心に響くはずです。 「あなたがレールを踏み外したとき、支えてくれる仲間がいること。トーマスはこれからも伝え続けます。たとえ、時代が変わっても。たとえ、次元が変わっても」  仕事で心がすこし疲れたとき、『サラリーマントーマス』を見て気分転換をしてみるのはいかがでしょうか。 <文/河合桃子>
河合桃子
1977年、東京都生まれ。男性週刊誌の記者をしながら、気になった女性ネタを拾って書いたりしてます。2児を育てるシングルマザーでもあります。
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