メーガン妃&ヘンリー王子、英王室にいきなり謝罪要求。びっくり行動のワケ
今月から配信がスタートしたNetflixの番組で、またしてもイギリス王室に爆弾を投下したヘンリー(ハリー)王子とメーガン妃。番組内でロイヤルファミリーをことごとく批判しつつも、「彼らから謝罪を受けることは今後もないだろう」と述べ、踏ん切りをつけた様子をみせていた。ところがここにきて、「英王室は自分たちに謝るべき」と心変わりしたという。
夫妻と親しいある関係者は、英紙『ザ・サンデー・タイムズ』にこう話す。
「ヘンリーとメーガンが様々な懸念を示した際には、そのようなことは何もなかったのです。話し合いや正式な謝罪はなく、説明責任が果たされることもありませんでした。これは受け入れがたいことです。そう、彼らは話し合いの場を設けることを求めています。100%確実にね」
15日に配信されたNetflixのドキュメンタリー「ハリー&メーガン」では、英王室のやり方を痛烈に批判したうえで「彼らから謝罪を受けることは今後もないだろう。妻と前に進もうと思う」と話していたヘンリー王子。もはや、英王室からの心ある対応は期待できないと現実を受け入れ、諦めの境地に至ったかに見えたが…どうやらその心境に変化があったようだ。
それにしても、今になってなぜ、夫妻は謝罪を求めるようになったのか?
実は最近、故エリザベス女王の側近が人種差別発言をしたことが取り沙汰され、大きな波紋を呼んだ。故エリザベス女王のお付きの女官で、現在はチャールズ国王の側近であるレディ・スーザン・ハッセーが、先月行われたカミラ王妃主催のイベントで、参加者の黒人女性に差別的な発言をしたことが発覚したのだ。
チャリティ団体の代表を務めるンゴジ・フラニさんはその日、会場でレディ・ハッセーから話しかけられた際、「イギリス出身で、ロンドンにある団体で活動している」と自己紹介。ところがレディ・ハッセーはフラニさんに対し、「本当はどこから来たの?」などとしつこく、繰り返し尋ねたという。
この会話が明るみに出た直後、英王室は謝罪声明を発表。「容認しがたい発言があった」ことを認めるとともに、職員の辞職を明らかにしていた。
英王室は今月16日にも声明を発表し、レディ・ハッセーとフラニさんが話し合いを行ったことを報告した。
「今回の会合は温かさと理解に満ちたものとなりました。レディ・スーザンは、自らの言動と、それがフラニさんに与えた苦痛に関して真摯に謝罪しました。レディ・スーザンは今後必要とされる意識を深めることを誓い、この分野に関する問題について学ぶことができた今回の機会に感謝しています」
自分たちには「何もなかった」
きっかけは英王室で起きた“ある騒動”
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